にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第66回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドPANICのEpidemicです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
George Hernandez – Bass, Vocals (Backing)
Jack Coy – Drums, Vocals (Backing)
Jeff Braimes – Vocals
Martin Chandler – Guitars, Vocals (Backing)
Epidemicは1枚目のアルバムで、1991年6月24日にMetal Blade Recordsからリリースされています。
全10曲収録で、収録時間は約46分です。
9曲目にKISSのカバー曲I Stole Your Loveが収録されています。
このアルバムは残念ながらフィジカルでは所有していません。
1曲目を聴いて、気に入ったので、どうしても欲しくて、デジタル配信で購入しました。
収録曲は以下の通りです。
Blackfeather Shake
High Strung
Hypochondriac
Spider Desire
Morbid Curiosities
Hellfire Club
911
Devil’s Night Out
I Stole Your Love (Kiss)
Pile O’ Bones
1曲目の「Blackfeather Shake」は、ミュージック・ビデオが作られました。
PANICというバンドは多くいますが、このバンドはワシントン州シアトル出身です。
このアルバムのプロデューサーは、H-Teamと呼ばれたGary Holt (EXODUS)とRick Hunolt (Ex-EXODUS)が務めています。
二人はリード・ギターでもこのアルバムに参加しています。
その関係で、4曲目と9曲目のKISSのカバー曲のゲスト・ヴォーカルで、Steve Souza (EXODUS)が参加しています。
当時はそのことが少し話題になっていた記憶があります。
自分がPANICを知ったのも上記のことがあったからです。
話題になっても、1991年当時は今のようにYouTubeなどでサンプル曲を聴く機会もなかったので、パスしていました。
しかし、後追いでこのアルバムを聴いて、少し後悔しました。
1991年当時CDを買っておいても良かったな、と思いました。
アルバムの内容は、緩急のあるスラッシュ・メタルをやっています。
EXODUSっぽいところもあります。
まあ、プロデューサーがEXODUSのメンバーなので、そうなるのも仕方がないと思います。
そういう音を求めておられる方におすすめします。
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