にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第87回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドLAAZ ROCKITのAnnihilation Principleです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Michael Coons – Vocals
Phil Kettner – Guitars
Aaron Jellum – Guitars
Victor Agnello – Drums
Willy Lange – Bass
Annihilation Principleは4枚目のアルバムで、1989年2月8日にEnigmaからリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約45分です。
収録曲は以下の通りです。
Fire In The Hole
Mob Justice
Chain Of Fools
Shadow Company
Holiday In Cambodia (Dead Kennedys)
Bad Blood
Chasin Charlie
Mirror To Madness
The Omen
5曲目にDead Kennedysの「Holiday In Cambodia」のカバー曲が収録されています。
このカバー曲は、1990年にRoadracer Recordsからシングルとしてリリースされています。
1曲目の「Fire In The Hole」は、ミュージック・ビデオが作られました。
このミュージック・ビデオには、プロレスラーのStingが出演しています。
ちなみに、LAAZ ROCKITのアルバムで初めて買ったのが、このAnnihilation Principleです。
1曲目の「Fire In The Hole」のミュージック・ビデオを観たのがきっかけでした。
Annihilation Principleを聴いて、気に入ったので、過去の作品を探し始めることになりましたが、なかなか見つけることができませんでした。
過去の作品を探している最中にいろいろと知ることになりました。
1枚目のアルバムCity’s Gonna Burnと2枚目のアルバムNo Stranger to Dangerは、スラッシュ・メタルではなく、普通のヘヴィ・メタル・アルバムであること。
スラッシュ・メタルに音楽性が変わったのが、3枚目のアルバムKnow Your Enemyからであること。
後日、過去の作品を手に入れることができましたが、聴いてみると、実際その通りでした。
しかし、ヘヴィ・メタル時代も、スラッシュ・メタル時代も嫌いではないです。
話をAnnihilation Principleに戻します。
このアルバムは、ギターがザクザクとしたリフを刻みます。
疾走感のある曲もあり、スローな曲もあり、バラエティ豊かです。
典型的なベイ・エリア・スラッシュ・メタルのアルバムです。
スラッシュ・メタルでは有名な部類に入るアルバムなので、お聴きになられた方も多いと思いますが、まだ聴かれたことがない方は、是非聴いてみてください。
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