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スラッシュ・メタルのEP盤のおすすめ

雑談
この記事は約7分で読めます。

今回は、スラッシュ・メタルのEP盤について書いてみました。

スラッシュ・メタルのEP盤を10枚選びました。

EP盤についてですが、スタジオ・フル・アルバムをリリースするまでの繋ぎ的存在としての役割が主だと考えています。

デビュー前で、バンドの曲数も少ないが、どうしてもデビューさせたいというレーベルの意向が働いているかも知れません。

また、アルバムが売れて、ツアーに出ている期間が長くなり、新しいアルバムを制作するためにスタジオ入りする時間もそんなにないが、どうしてもバンドの新作を聴きたい、というファンの要望を受けて、リリースされるケースも考えられます。

或いは、バンドのメンバー・チェンジ後の新体制をお披露目する意味でのリリースやお遊び的感覚でのリリースもあったと思います。

理由はいろいろと考えられますが、曲数が少ないEP盤でも良い作品が多いです。

そこで、にわかが選んだEP盤を紹介していきます。

やはり、いつもの事ですが、1980年代にリリースされた作品ばかりになりました。

また、重要な作品を入れるのを忘れているかも知れません。

ご容赦ください。

バンド名のアルファベット順での紹介です。

それでは始めます。

ANTHRAX – Armed And Dangerous

1985年2月27日、Megaforce Recordsからリリース。

全5曲収録で、収録時間は約20分。

CD化に伴い、2曲追加。

全7曲収録で。収録時間は約27分になる。

ヴォーカルがJoey Belladonnaに交代しての初レコーディング作品。

新曲2曲に、SEX PISTOLSのカバー曲God Save The Queenとファースト・アルバム収録の2曲のライブを収録。

国内盤は、1992年3月25日にPolystarからリリース。

DESTRUCTION – Sentence Of Death

上は欧州盤のジャケットです。

下は米国盤のジャケットです。

1984年11月10日、SPV / Steamhammerからリリース。

全6曲収録で、収録時間は約20分。

記念すべきデビュー作品。

今でもライブで演奏される「Total Desaster」や「Mad Butcher」を収録。

欧州盤と米国盤では、ジャケットが異なります。

まだ、邪悪な雰囲気を醸し出していた頃のDESTRUCTIONを聴くことができます。

DESTRUCTION – Mad Butcher

1987年3月6日、SPV / Steamhammerからリリース。

全4曲収録で、収録時間は約19分。

ツイン・ギターの4人組体制での初レコーディング作品。

ファーストEPに収録の「Mad Butcher」を再録。

タイトル・トラックである「Mad Butcher」は、疾走感のある曲で、ツイン・ギターらしく、音が分厚くなっています。

PLASMATICSのカバー曲The Damnedを2曲目に収録。

1987年6月21日、VAPより国内盤リリース。

KREATOR – Flag Of Hate

1986年8月4日、Noise Recordsからリリース。

全3曲収録で、収録時間は約18分。

ファースト・アルバム収録の「Flag Of Hate」の再録盤。

タイトル・トラックは疾走感のあるスピード・チューン。

某雑誌で4点の評価だったことは有名(?)。

国内盤も出ましたが、セカンド・アルバムPleasure To Killとのカップリングでリリース。

KREATOR – Out Of The Dark… Into The Light

1988年8月、Noise Recordsからリリース。

CDは、全6曲収録で、収録時間は約29分。

ライブ3曲、新曲1曲、RAVENとTYGERS OF PAN TANGのカバー曲という構成。

レコードは、TYGERS OF PAN TANGのカバー曲は未収録。

国内盤も発売されましたが、サード・アルバムTerrible Certaintyとのカップリング盤としてリリース。

ライブ3曲は既発曲なので、クオリティは問題なし。

METALLICA – The $5.98 EP – Garage Days Re-Revisited

1987年8月21日、Elektra Recordsからリリース。

全5曲収録で、収録時間は約25分。

全曲カバー曲。

METALLICAの音楽的ルーツを知る上では重要な1枚。

新ベーシストJason Newstedのお披露目でもありました。

ちなみに、CDのタイトルは、The $9.98 C.D. – Garage Days Re-Revisitedでした。

国内盤リリースあり。

SACRED REICH – Surf Nicaragua

1988年10月4日、Metal Blade Recordsからリリース。

全6曲収録で、収録時間は約27分です。

これはCDの収録内容です。

レコードとカセットは、ラスト2曲のライブは未収録。

ファーストEPで、ファースト・アルバムIgnoranceの後にリリースされました。

BLACK SABBATHのカバー曲「War Pigs」収録。

タイトル・トラックである「Surf Nicaragua」は、SACRED REICHの代表曲。

新曲3曲は、SACRED REICHらしいピュアなスラッシュ・メタル。

国内盤リリースあり。

SEPULTURA – Bestial Devastation

1986年12月1日、Cogumelo Recordsからリリース。

当初は、OVERDOSEとのスプリット・アルバムとして、リリースされました。

SEPULTURAのBestial DevastationはレコードB面に収録。

Bestial Devastationは、全5曲収録で、収録時間は約16分です。

1990年に単独リリースされました。

その際、「Troops Of Doom」の再録バージョンが収録され、全6曲、約19分の収録時間になりました。

邪悪な雰囲気を醸し出していた時代の楽曲を聴くことができます。

2023年にはCavalera兄弟が再録盤をリリース。

SLAYER – Haunting The Chapel

1984年6月、Metal Blade Recordsからリリース。

全3曲収録で、収録時間は約14分です。

ファーストEPで、デビュー・アルバムShow No Mercyに続いてリリースされました。

当時、世界最速の曲といわれた「Chemical Warfare」収録。

1993年9月30日にリリースされたCDには、「Aggressive Perfector」を追加収録し、全4曲、収録時間は約18分になりました。

国内盤もリリースされました。

SODOM – In The Sign Of Evil

1985年1月、Devil’s Gameからリリース。

全5曲収録で、収録時間は約20分です。

ファーストEPで、デビュー作です。

代表曲「Outbreak Of Evil」収録。

ブラック/スピード・メタル期の名作。

演奏面で問題がありますが、勢いと邪悪さ満点です。

スラッシュ・メタルのファンの方ならば、すでにお聴きになられている作品ばかりだと思います。

しかし、今ではフィジカルでは入手困難なものもあります。

今回紹介した作品は、素晴らしいものが多いので、一度は聴いていただきたいです。

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