アメリカやドイツのスラッシュ・メタル・バンドに比べて、個人的には印象の薄いイギリスのスラッシュ・メタル・バンドですが、自分の持っているイギリスのスラッシュ・メタル・バンドのアルバムを探してみることにしました。
1980年代から1990年代初頭にかけてリリースされたものに限ります。
なので、EVILEやGAMA BOMBなどは含まれていません。
当時はONSLAUGHT、ACID REIGNとSLAMMERしか知りませんでした。
今回、この記事に書いたバンドの半数以上は後追いで知りました。
いつ頃か忘れましたが、イギリスのスラッシュ・メタルが聴きたい、と強く思った時期がありました。
多分、XENTRIXの過去の作品が再発された頃だと思います。
今では過去の作品が再発されて、いろいろなバンドを知り、聴くことができました。
多くのバンドがいると思いますが、今回は自分が持っている11のアルバムでエピソードを書いていきたいと思います。
自分のエピソードを勝手に書いているだけですので、的外れなことを言っているかも知れません。
ご容赦願います。
ACID REIGN – Obnoxious
1990年リリース。
ACID REIGNのアルバムはこれしか持っていません。
それも中古で手に入れました。
最初に聴いた時の感想は、正直退屈でした。
自分の求めていた速い曲がなかったことが理由です。
その後、過去の作品の再発がありましたが、買い損ねています。
ANTHRAXの影響を感じさせます。
D.A.M. – Human Wreckage
1989年リリース。
2012年の再発で手に入れました。
D.A.M.とはDestruction And Mayhemの略だそうです。
スピードで押すタイプではなく、緩急のあるスラッシュ・メタルです。
昔の自分だったら、すぐに飽きていたと思います。
今では緩急のあるスラッシュ・メタルも聴けるようになったので、最後まで聴けます。
2枚目のアルバムInside Outと同時に再発されたので、まとめて買いました。
DEATHWISH – At The Edge Of Damnation
1987年リリース。
最初に2枚目のアルバムDemon Preacherを手に入れました。
そのアルバムを手に入れてから、この1枚目のアルバムAt The Edge Of Damnationも欲しくなりました。
しばらく見つけることができませんでしたが、2016年に再発されて、手に入れることができました。
再発されるまで待って買ったアルバムですが、まあまあの内容だったので、ほっとした記憶があります。
HYDRA VEIN – Rather Death Than False Of Faith / After The Dream
1988年 / 1989年リリース。
1枚目のアルバムRather Death Than False Of Faithと2枚目のアルバムAfter The Dreamが1枚に収録されたものです。
2007年に再発されたものを手に入れました。
今回探し出したアルバムの中で、一番マイナーかも知れません。
そして、1枚目のアルバムRather Death Than False Of Faithのジャケットの酷さが有名です。
聴いてみた感想ですが、2枚目のアルバムAfter The Dreamの方が好みです。
ONSLAUGHT – In Search Of Sanity
1989年リリース。
初めて買ったイギリスのスラッシュ・メタル・アルバムです。
初めて聴いた時の感想は、ヴォーカルは上手ですが、オリジナル曲は長い曲ばかりでつまらなかったです。
そこからしばらくONSLAUGHTからは離れました。
1枚目のアルバムPower From Hellと2枚目のアルバムThe Forceから聴いていれば、印象が変わっていたかも知れません。
今では長い曲も苦ではなくなったので、ONSLAUGHTもこのアルバムも苦手ではなくなりました。
RE-ANIMATOR – Condemned To Eternity / Deny Reality
1990年 / 1989年リリース。
イギリスのスラッシュ・メタルを追いかけていた時に探していたバンドです。
自分が持っているのは、1989年リリースのEP Deny Realityと同時収録されているものです。
1990年にリリースされていたものを2011年の再発盤で手に入れました。
正直なところ、追いかけてまで買う必要があったかというと微妙なところですが、嫌いなアルバムではないです。
ちなみに、RE-ANIMATORのアルバムはこれ1枚しか持っていません。
SABBAT – Dreamweaver
1989年リリース。
今や有名プロデューサーのAndy Sneapがギターで在籍したバンドです。
1枚目のアルバムHistory Of A Time To Comeと同時に買った記憶があります。
自分が持っているのは、ライブ3曲がボーナス曲として収録されている2007年の再発盤です。
2曲目の「The Clerical Conspiracy」を聴きたくて買ったアルバムです。
今でもこの曲は好きです。
それ以外の曲は印象が薄いです。
SLAMMER – The Work Of Idle Hands…
1989年リリース。
ライブ7回でメジャー・レーベルと契約したといわれていたバンドでした。
間違っていたらすみません。
METALLICAやTESTAMENTの影響を感じさせます。
1曲目の「Tenement Zone」が好きでした。
発売当時買いそびれたので、珍しくオークションで手に入れました。
2013年の再発盤も入手しました。
なぜ2枚保有しているのかは自分でも分かりません。
とにかく1曲目のために買ったアルバムです。
TORANAGA – God’s Gift
1990年リリース。
このバンドもイギリスのスラッシュ・メタル・バンドを追いかけている時に見つけたバンドです。
2013年リリースの再発盤を手に入れました。
3曲のボーナス曲入りです。
1990年当時にこのアルバムを手に入れていたら、すぐに飽きていたかも知れません。
速い曲が収録されていないからです。
今でも速い曲が収録されているスラッシュ・メタルが好きですが、今なら落ち着いて聴くことができます。
VIRUS – Pray For War / Force Recon
1987年 / 1988年リリース。
1987年リリースの1枚目のアルバムPray For Warと1988年リリースのForce Reconに2012年のライブ2曲をボーナス曲として収録した2013年リリースの再発盤です。
巷では、ハードコアの要素が強いバンドで、初期VOIVODの影響が感じられる、と評されています。
初期VOIVODが好きで、速い曲も多かったので、買って正解でした。
1989年リリースの3枚目のアルバムLunacyと2009年リリースのEP Raped By Mutantsにライブ4曲をボーナス曲として収録した再発盤も同時に購入しました。
XENTRIX – Shattered Existence
1989年リリース。
イギリスのスラッシュ・メタル・バンドを追いかけるきっかけになったバンドです。
このバンドのアルバムが再発されなければ、他のイギリスのスラッシュ・メタル・バンドを知ることもなかったです。
自分が所有しているのは、2006年にリリースされたRay Parker Jr.のカバー曲Ghost Bustersシングルの3曲を含む再発盤です。
やはりこのバンドは上記に書いたGhost Bustersのカバー曲のイメージが強いです。
しかし、このアルバムの1曲目の「No Compromise」はカッコいいスラッシュ・メタルです。
このアルバムの紹介を別記事で書いています。
いつか公開したいと思います。
以上です。
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