にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第630回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドOVERKILLのFrom The Underground And Belowです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Bobby “Blitz” Ellsworth – Vocals
Sebastian Marino – Guitars
Joe Comeau – Guitars, Vocals
D.D. Verni – Bass, Vocals (Backing)
Tim Mallare – Drums
前作からメンバーの交代はありません。
後に、カナダのスラッシュ・メタル・バンドANNIHILATORのヴォーカルを務めるJoe Comeauがツイン・ギターの片割れで参加しています。
From The Underground And Belowは9枚目のアルバムで、1997年9月30日にSPV / Steamhammerからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約48分です。
国内盤は、1997年11月21日にVictorからリリースされました。
国内盤は、ボーナス曲として、DEEP PURPLEのカバー曲「Space Truckin’」が収録されています。
なので、全11曲収録で、収録時間は約52分です。
自分は輸入盤を持っているので、ボーナス曲を聴くことができません。
輸入盤の収録曲は以下の通りです。
It Lives
Save Me
Long Time Dyin’
Genocya
Half Past Dead
F.U.C.T.
I’m Alright
The Rip N’ Tear
Promises
Little Bit O’ Murder
3曲目の「Long Time Dyin’」は、ミュージック・ビデオが作られましたが、YouTubeで発見できませんでした。
6曲目の「F.U.C.T.」は、「First Underground Commission on Termination」の略です。
1曲目の「It Lives」のサンプルを貼っておきます。
OVERKILLは8枚目のアルバム紹介になります。
前作からメンバー・チェンジなく、制作された9作目のアルバムです。
紹介しているアルバムが1枚少ないのは、6作目のI Hear Blackを飛ばしているからです。
作風がスラッシュ・メタルではない、という理由で紹介していませんが、いずれ紹介すると思います。
本作From The Underground And Belowは、ピュアなスラッシュ・メタルを期待して聴くと、肩透かしを食らうかも知れません。
全体的には、ダークな雰囲気を感じることができるヘヴィな作風のアルバムです。
疾走曲は少ないです。
しかし、ノリの良い曲やバラード風の曲を聴くことができるので、楽しめました。
アルバムを聴いているうちに、Ozzy Osbourne期のBLACK SABBATHをちょっと思い出してしまいました。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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