にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第321回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドVEKTORのTerminal Reduxです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
David DiSanto – Vocals, Guitars
Erik Nelson – Guitars
Frank Chin – Bass
Blake Anderson – Drums
【Guest / Session】
Alex Poole – Samples
Naeemah Z. Maddox – Vocals (Backing, Choirs) (Tracks 1, 10)
RoseMary Fiki – Vocals (Backing, Choirs) (Tracks 1, 10)
Terminal Reduxは3枚目のアルバムで、2016年5月8日にEarache Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約74分です。
国内盤も、2016年5月18日にSpiritual Beastからリリースされています。
輸入盤と国内盤は、収録曲数と収録時間は同じです。
収録曲は以下の通りです。
Charging The Void
Cygnus Terminal
LCD (Liquid Crystal Disease)
Mountains Above The Sun
Ultimate Artificer
Pteropticon
Psychotropia
Pillars Of Sand
Collapse
Recharging The Void
1曲目の「Charging The Void」のサンプルを貼っておきます。
VEKTORは3回目の紹介になります。
これまで、1枚目のアルバムBlack Futureと2枚目のアルバムOuter Isolationのことを書きました。
今回、3枚目のアルバムTerminal Reduxの紹介です。
前作から約5年振りにリリースされた作品です。
VEKTORは、ジャンル的には、プログレッシブ・スラッシュ・メタルの範疇に入ります。
正直、プログレッシブ・スラッシュ・メタルは苦手なジャンルです。
それに加えて、長尺の楽曲です。
複雑な展開の変化と曲の長さについていくことができませんでした。
しかし、このアルバムは激しい展開の変化に加えて、疾走感と攻撃性があります。
ちゃんと聴かないと駄目ですね。
楽曲のスピーディーさとアグレッシブさが苦手意識を克服してくれました。
長尺の曲も飽きることなく、最後まで聴くことができました。
VOIVODと比較されることが多いようですが、このアルバムを聴く限りではVEKTORの方がアグレッシブです。
すでに来日経験もあります。
知名度もあると思うので、すでにVEKTORをお聴きになられている方は多いはずです。
しかし、まだお聴きになられていない方は、一度聴いてみてください。
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