にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第360回です。
今回紹介するのは、イギリスのバンドSABBATのHistory Of A Time To Comeです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Martin Walkyier – Vocals
Andy Sneap – Guitars
Fraser Craske – Bass
Simon Negus – Drums
【Additional Line-up】
Neil Watson – Guitars (Rhythm) (Tracks 10-14)
今や有名なプロデューサーのAndy Sneapの出身バンドです。
History Of A Time To Comeは1枚目のアルバムで、1988年1月15日にNoise Recordsからリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約47分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2007年2月19日にNoise Recordsが再発したCDです。
この再発盤CDには、アルバム収録曲のライブ・バージョンが5曲ボーナス曲として、収録されています。
全14曲収録で、収録時間は約72分です。
再発盤の収録曲は以下の通りです。
Intro
A Cautionary Tale
Hosanna In Excelsis
Behind The Crooked Cross
Horned Is The Hunter
I For An Eye
For Those Who Died
A Dead Man’s Robe
The Church Bizarre
Hosanna In Excelsis (Live) (Bonus Track)
Behind The Crooked Cross (Live) (Bonus Track)
I For An Eye (Live) (Bonus Track)
For Those Who Died (Live) (Bonus Track)
The Church Bizarre (Live) (Bonus Track)
2曲目の「A Cautionary Tale」のサンプルを貼っておきます。
SABBATは2回目の紹介です。
SABBATと言えば、日本のバンドの方が知られていると思いますが、今回はイギリスのバンドのことを書いています。
SABBATとの出会いは、1989年頃だったと記憶しています。
2枚目のアルバムDreamweaverがリリースされた年です。
リアル・タイムで知っていました。
しかし、当時、購読していた雑誌の点数が良くなかったこともあり、敬遠してしまいました。
このバンドに関しては、自分の耳で確かめないといけなかったバンドでした。
Dreamweaverの2曲目に収録されていた「The Clerical Conspiracy」を聴いて衝撃を受けました。
とにかく曲がアグレッシブで、かっこよかったからです。
後悔しました。
時すでに遅しです。
そのことに気づいたのが、2000年頃だと思います。
CDは売っていませんでした。
しかし、幸運がやってきます。
2007年にNoise Recordsがアルバムを再発することを知りました。
今回は逃さないように、即購入しました。
その時に一緒に購入したのが、今回紹介しているHistory Of A Time To Comeです。
自分にとっては、Dreamweaverの衝撃が強かったので、History Of A Time To Comeは疎かになったいました。
しかし、このアルバムもなかなかの作品だと思います。
約2分のイントロから始まり、疾走曲でスタートします。
その後は、勢いのある曲もありますが、ミドル・テンポやスロー・パートを導入した曲もあり、緩急織り交ざっています。
Martin Walkyierのヴォーカルの影響もあり、終始アグレッシブな印象を受けます。
アメリカやドイツのスラッシュ・メタルに比べて、影の薄い感があるイギリスのスラッシュ・メタルですが、ちゃんと聴いてみると良い作品が多いと思います。
このブログでも、イギリスのバンドを取り上げています。
興味をもたれたら、一度聴いてみてください。
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