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にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバム(395) – RAZOR – Decibels

RAZOR
この記事は約5分で読めます。

にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第395回です

今回紹介するのは、カナダのバンドRAZORDecibelsです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。

Bob Reid – Vocals

Dave Carlo – Guitars

Jon Armstrong – Bass

Rich Oosterbosch – Drums

前作は打ち込みドラムだったのですが、今作は人がドラムを叩いています。

Decibelsは8枚目のアルバムで、1997年にHypnotic Recordsからリリースされました。

全11曲収録で、収録時間は約46分です。

自分はオリジナル盤を持っていません。

自分が所有しているのは、2004年8月31日にHypnotic Recordsから再発されたCDです。

しかし、この2004年の再発盤CDはHypnotic Recordsから出た記録がありません。

持っているCDを見たところでは、Hypnotic Records盤でした。

もしかしたら、持っているのは、1997年にリリースされたCDかも知れません。

収録曲は以下の通りです。

Decibels

Jimi The Fly

Life Sentence

Liar

The Game

Great White Lie

Open Hostility

Ninedead

Goof Soup

Violence…Gun Control

Instant Death ’97 (Bonus Track)

11曲目のボーナス曲である「Instant Death ’97」は、2枚目のアルバムEvil Invadersに収録されていた曲の再録です。

1曲目のタイトル・トラック「Decibels」のサンプルを貼っておきます。

RAZORは7回目の紹介になります。

これまでの記事で一番多く紹介しているバンドです。

そして、4枚目のアルバムCustom Killingと最新作の9枚目のアルバムCycle Of Contempt以外は記事を書きました。

それ位、RAZORが気に入っています。

記事を書いていないアルバムについても、いつかは記事を書きたいと思います。

話をDecibelsに戻します。

アルバムとしては、初期のアルバムのような爆発的な勢いはないものの、適度に疾走感があり、聴いていて、安心感があります。

アルバムの出だしは、RAZORらしさを感じることができます。

アルバムの後半に行くにつれて、違和感を感じるかも知れません。

10曲目はRAZORらしくなく、アルバムの中では浮いてしまっている感があります。

ラストの「Instant Death ’97」も原曲と比較すると、スピードと勢いはありません。

おすすめアルバムとして紹介しておきながら、マイナス面も書いていますが、正直に書いた方が良いと思ったので、書かせてもらいました。

このアルバムDecibelsは、RAZORの歴史の中では埋もれてしまっているかも知れません。

しかし、スラッシュ・メタル低迷期にも関わらず、こんな作品をリリースしていたことは知って欲しいです。

もし、記事を読んで、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。

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