にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第457回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドTANKARDのTwo-Facedです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Andreas “Gerre” Geremia – Vocals
Axel Katzmann – Guitars, Vocals (Backing)
Andy Boulgaropoulos – Guitars, Vocals (Backing)
Frank Thorwarth – Bass
Arnulf Tunn – Drums
【Guest / Session】
Harris Johns – Vocals (Backing)
Martin Eckert – Vocals (Backing)
Manuela Ruszczynski – Vocals (Backing)
前作からのメンバー・チェンジはありません。
プロヂューサーのHarris Johnsが、バッキング・ボーカルでゲスト参加しています。
Two-Facedは6枚目のアルバムで、1994年3月にNoise Recordsからリリースされました。
全12曲収録で、収録時間は約53分です。
国内盤は、1994年3月24日にVictorからリリースされました。
内容は、輸入盤も国内盤も同じです。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2011年7月19日にSanctuary Records / Universal Musicが再発したCDです。
これは、2005年にリリースされたリマスター盤と同様の内容です。
この再発盤CDには、ボーナス曲として、1990年3月4日の東ベルリンでのライブ5曲が収録されています。
そのライブは、1990年にリリースされたビデオOpen All Nightの音源を使用しています。
なので、全17曲収録で、収録時間は約78分になっています。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
Death Penalty
R.T.V.
Betrayed
Nation Over Nation
Days Of The Gun
Cities In Flames
Up From Zero
Two-Faced
Ich Brauch’ Meinen Suff (Strassenjungs)
Cyberworld
Mainhatten
Jimmy B. Bad
Space Beer (Live) (Bonus Track)
Zombie Attack (Live) (Bonus Track)
Alcohol (Gang Green) (Live) (Bonus Track)
Chemical Invasion (Live) (Bonus Track)
(Empty) Tankard (Live) (Bonus Track)
9曲目は、ドイツのパンク・バンドSTRASSENJUNGSのカバー曲です。
8曲目のタイトル・トラック「Two-Faced」のサンプルを貼っておきます。
TANKARDは5記事目になります。
アルバムとしては、6枚目の紹介です。
上記にも書いているように、この作品を手に入れたのは、2011年です。
TANKARDの作品は、後追いで聴いていきました。
リアル・タイムで聴いたのは、1989年12月にリリースされた初期作品のベスト・アルバムのHair Of The Dogでした。
それで満足していました。
しかし、2000年代になって、自分のスラッシュ・メタル熱が復活した時、他の作品も聴きたくなっていましたが、当時、CDは売っていませんでした。
結局、上記のように、2011年まで待つことになりました。
これ以降は、リアル・タイムで、TANKARDを追いかけています。
話をTwo-Facedに戻します。
初期のような勢いのある激速スラッシュ・メタルではないです。
内容は、適度に心地よい疾走感のある曲があり、ミドル・テンポやスロー・テンポの曲も収録されていて、変化のある作品です。
再発盤CDはボーナス曲を入れると収録時間が約78分になりますが、飽きることなく、最後まで聴きとおすことができました、
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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