にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第514回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドMACEのThe Evil In Goodです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Kirk Verhey – Vocals
Dave Hillis – Guitars
Vern White – Bass
Shane White – Drums
【Guest / Session】
Lily White – Vocals (Backing) (Track 5)
前作と同じメンバーで、アルバムはレコーディングされています。
The Evil In Goodは2枚目のアルバムで、1987年にBlack Dragon Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約30分です。
当初は、レコードとカセットのリリースでした。
初めてのCDは、2004年にBlack Cobra Recordsからリリースされたファースト・アルバムProcess Of Eliminationとのカップリング盤でした。
このCDは、自分がMACEの作品で、最初に手に入れたものになります。
そして、2021年5月29日には、Awakening RecordsからCDが再発されました。
どうしても、MACEの作品は単体で欲しかったので、この再発盤も購入しました。
内容的には、オリジナル盤と同じです。
収録曲は以下の通りです。
Gutripper
Intent To Kill
The Evil In Good
Daddy’s Girl
War
Thinning The Herd
Choose Your God
When The Screaming Stops
Poison Gases
Blonde Obsession
1局目の「Gutripper」のサンプルを貼っておきます。
MACEは2回続けてのアルバム紹介になります。
どうしても紹介したかったバンドですが、記事が500回を超えてからの紹介となりました。
MACEとの出会いは、前回も書きましたが、2000年に出版されたガイドブックでした。
そのガイドブックでは、本作The Evil In Goodのことが書かれていました。
その記事を読んで、何故か、MACEに惹かれるものがあり、作品を探しました。
そして、何年かして、手に入れることができたのが、上にも書いた1枚目のアルバムProcess Of Eliminationとのカップリング盤です。
カップリング盤はオフィシャルではなさそうですが、当時はそんなことは気にしていませんでした。
とにかく、MACEが聴ける。
それだけを考えていました。
聴いた感想としては、セカンド・アルバムであるThe Evil In Goodの方がメタリックだなあ、ということでした。
パンクの要素も感じられるところもありますが、ファースト・アルバムProcess Of Eliminationよりもメタル度は高いと思います。
疾走感と勢いもこちらのアルバムの方が感じられます。
決して、Process Of Eliminationが劣っているとは思いませんが、自分の好みとしては、The Evil In Goodの方が好みです。
それでも、クロスオーバー・スラッシュ・メタルが好きな方には響くものがあると思います。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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