にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第605回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドBLOOD FEASTのThe Future State Of Wickedです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Chris Natalini – Vocals
Adam Tranquilli – Guitars
CJ Scioscia – Guitars
Tom Lorenzo – Bass
Joe Moore – Drums
前作からメンバーが一新されています。
前作は4人組でしたが、今作ではファースト・アルバムKill For Pleasureと同様に5人組に戻っています。
オリジナル・メンバーはギターのAdam Tranquilliだけです。
その他のオリジナル・メンバーは、この作品には誰も参加していません。
The Future State Of Wickedは3枚目のアルバムで、2017年4月14日にHells Headbangers Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約44分です。
収録曲は以下の通りです。
INRI
Off With Their Heads
Brethren
By The Slice
The Underling
Last Rites
Who Prays For the Devil
Nein
Remnants II
The Burn
曲ごとのサンプルが見つけられなかったので、フル・アルバムのサンプルを貼っておきます。
BLOOD FEASTは3回目のアルバム紹介です。
アメリカのニュージャージー州出身のバンドです。
来日経験もあります。
今回紹介しているThe Future State Of Wickedはサード・アルバムですが、セカンド・アルバムChopping Block Bluesがリリースされたのが1989年です。
なので、約28年振りの復活作となっています。
上にも書きましたが、オリジナル・メンバーはギターのAdam Tranquilliのみです。
そのAdam Tranquilliもファースト・アルバムKill For Pleasureには参加していますが、1988年にバンドを去っています。
なので、セカンド・アルバムChopping Block Bluesには参加していません。
Kill For PleasureとChopping Block Bluesの間には、The Last Remainsという名のアルバムが制作されていましたが、Adam Tranquilliの脱退で発表されませんでした。
バンド自体は、1991年まで活動していました。
そして、1999年に一度だけ復活した後、2007年にオリジナル・メンバーのAdam TranquilliとKevin Kuzmaで正式に活動を再開させました。
しかし、Kevin Kuzmaは、2014年に脱退したため、今作には参加していません。
今作The Future State Of Wickedの内容ですが、1曲目が勢いのある疾走する曲なので、安心しました。
その後は、展開のある曲も挟みながら、疾走する曲を聴くことができます。
ピュアなスラッシュ・メタルです。
BLOOD FEASTの復活作しては、好印象を持ちました。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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