にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第610回です。
今回紹介するのは、カナダのバンドENTROPYのAshen Existenceです。

上は再発盤のアルバム・ジャケットになります。
下がオリジナル盤のアルバム・ジャケットです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Gerry Schreinert – Vocals
Dan Lauzon – Guitars
Rob Raffan – Bass
Aldo Abitrante – Drums, Guitars
Ashen Existenceは1枚目のアルバムで、1992年9月14日にInazoneからリリースされました。
全7曲収録で、収録時間は約52分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2023年8月11日にDivebomb Recordsが再発した2枚組CDです。
この再発盤は、Anniversary Editionと名付けられ、2枚目のCDには、1991年のデモEntropyと1992年のデモMachine’s Wayが収録されています。
なので、2枚組の再発盤CDは、全15曲収録で、収録時間は約107分です。
2枚組の再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
[Disc 1]
Ashen Existence
Necrothon
Darkness Weaves
Machine’s Way
Exalted Sith
Psionic Dissection
Traces Of Time
[Disc 2]
Exalted Sith (Entropy Demo – 1991)
Transgressor (Entropy Demo – 1991)
Nightmare Extraordinare (Entropy Demo – 1991)
Darkness Weaves (Entropy Demo – 1991)
Machine’s Way (Machine’s Way Demo – 1992)
Necrothon (Machine’s Way Demo – 1992)
Storm Of Mind (Machine’s Way Demo – 1992)
Ashen Existence (Machine’s Way Demo – 1992)
本編1曲目のタイトル・トラック「Ashen Existence」のサンプルを貼っておきます。
ENTROPYは初めてのアルバム紹介です。
カナダのオンタリオ州ブランプトン出身です。
1989年に結成されました。
1997年に一度解散しますが、2010年に復活しています。
キャリア初期はテクニカル・スラッシュ・メタルでしたが、今はグルーヴ・メタルをやっているようです。
今回のアルバムAshen Existenceは、テクニカル・スラッシュ・メタル期の作品です。
サウンドは複雑且つ展開のあるものですが、非常にアグレッシブで、疾走感もあります。
中には、デス・メタル調の曲もあり、内容はバラエティ豊かです。
本編ラストは、10分を超える長尺の曲です。
再発盤の恩恵か、音圧もあり、ヘヴィさも感じさせます。
2枚目のCDに収録されている2本のデモですが、音質も良く、デモとは思えない内容で、こちらも勢いを感じさせるものとなっています。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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