にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第611回です。
今回紹介するのは、スウェーデンのバンドHEXENHAUSのA Tribute To Insanityです。

上は再発盤のアルバム・ジャケットになります。
下がオリジナル盤のアルバム・ジャケットです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Nick – Vocals
Mike Wead – Guitars
Rick Meister – Guitars
Blomman – Bass
Ralph Raideen – Drums
ギターのMike Weadは、CANDLEMASSとMEMENTO MORIの元メンバーで、現在はKING DIAMONDとMERCYFUL FATEのメンバーです。
A Tribute To Insanityは1枚目のアルバムで、1988年10月17日にActive Recordsからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約43分です。
このアルバムのプロデューサーは、CANDLEMASSの創設者で、ベースのLeif Edlingが務めています。
このことからもCANDLEMASS人脈に連なるバンドと言えるかもしれません。
当初はレコードだけのリリースでした。
初めてのCDは、1990年にMetal Blade Recordsからリリースされました。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2025年5月16日にRoar / Rock Of Angelsがリリースした再発盤CDです。
収録内容はオリジナル盤と同じです。
収録曲は以下の通りです。
It…
Eaten Alive
Delirious
As Darkness Falls…
Incubus
Death Walks Amoung Us
Memento Moris – The Dead Are Restless
Requiem
2曲目の「Eaten Alive」のサンプルを貼っておきます。
HEXENHAUSは初めてのアルバム紹介です。
ジャンル的には、テクニカル・スラッシュ/スピード・メタルに分類されています。
スウェーデンのストックホルム出身のバンドです。
結成は1987年で、1992年まで活動しました。
その後、1997年に一度復活しましたが、これも同年に活動休止。
2012年に再復活しましたが、2016年に解散しました。
HEXENHAUSはリアル・タイムでは知りませんでしたが、2000年代になって、ようやく覚えました。
そうなると、楽曲を聴きたくなるのですが、チャンスはありませんでした。
そんな時、2025年に再発される情報を得て、やっと入手することができました。
しかし、テクニカル・スラッシュ/スピード・メタルを聴くのを苦手とし、10分以上の長尺の曲も収録されているこのアルバムA Tribute To Insanityを最後まで聴きとおす自信がありませんでした。
初めて聴いた時、それは杞憂に終わりました。
程よく疾走感があったのが、良かったのかも知れません。
緩急やあまり複雑でない展開のある楽曲もありましたが、気になりませんでした。
10分の長尺の曲も飽きずに最後まで聴くことができました。
もっと早くその存在に気づくべきでした。
今まで聴いてこなかったことを後悔しました。
しかし、今はCDを入手できたので、いつでも聴くことができます。
この記事を読んで、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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