にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第103回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドSODOMのAgent Orangeです。
有名どころです。
皆様がすでにご存じのこのアルバムです。
にわか目線で紹介します。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Tom Angelripper – Bass, Vocals (Lead)
Frank Blackfire – Guitars, Vocals (Backing)
Chris Witchhunter – Drums, Percussion, Vocals (Backing)
Agent Orangeは3枚目のアルバムで、1989年6月1日にSPV / Steamhammerからリリースされています。
このアルバムは、国内盤も1989年10月21日にMetal Mania (テイチク）からリリースされました。
レコードは全８曲収録ですが、CDはTANKのカバー曲「Don’t Walk Away」がボーナスとして収録されています。
CDは全9曲収録となり、収録時間は約41分となっています。
自分はCDを所有しています。
CDの収録曲は以下の通りです。
Agent Orange
Tired And Red
Incest
Remember The Fallen
Magic Dragon
Exhibition Bout
Ausgebombt
Baptism Of Fire
Don’t Walk Away (Tank)
このアルバムの代表曲は、1曲目の「Agent Orange」と7曲目の「Ausgebombt」になります。
それらのサンプルを下に貼っておきます。
この作品は、ドイツのアルバム・チャートで36位に入ったSODOMの出世作です。
このアルバムが売れたおかげで、それまで炭鉱で働いていたTom Angelripperは音楽で生計を立てれるようになった、と雑誌のインタビューで読んだことがあります。
そして、SODOMが完全にスラッシュ・メタル化した作品でもあります。
ブラック／スピード・メタルの影響を受けている1枚目のアルバムObsessed By Cruelty。
スラッシュ・メタルへの接近を図った2枚目のアルバムPersecution Mania。
3枚目のアルバムであるこのAgent Orangeは純粋なスラッシュ・メタル・アルバムです。
全体的に疾走感があります。
いい意味で聴きやすくなっています。
話は変わりますが、2020年7月22日に、国内盤がMarquee / Avalonから再発されました。
この再発盤には、オリジナル8曲の他に、先程のTANKのカバー曲、ライブが5曲、「Ausgebombt」のドイツ語バージョンの計7曲のボーナス曲が収録されています。
さらにお得になっています。
スラッシュ・メタルのファンの方は完全に押さえているアルバムだと思いますが、まだ聴かれたことがない方は是非聴いてみてください。
ジャーマン・スラッシュの中でも代表作に挙げられるAgent Orange。
おすすめです。
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