にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第209回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドDÉTENTEのRecognize No Authorityです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Dawn Crosby – Vocals
Caleb Quinn – Guitars
Ross Robinson – Guitars
Steve Hochheiser – Bass
Dennis Butler – Drums
Dawn Crosbyは、女性ヴォーカリストです。
ギタリストのRoss Robinsonは、後にKORN、SLIPKNOT、MACHINE HEADやSEPULTURAなどのプロデューサーを務めています。
Recognize No Authorityは1枚目のアルバムで、1986年8月16日にMetal Blade Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約35分です。
最初はレコードとカセットのリリースでした。
CDがリリースされたのは、1990年3月にRoadracer Recordsが再発した時が最初のようです。
自分は上に記した音源を所有していません。
自分が持っているのは、2007年7月17日にMVD Audio / Cognitive Records / Roadrunner Recordsから再発されたCDです。
そのCDはオリジナル通りの収録曲数と収録時間でした。
その後、このアルバムは何度か再発されていますが、それらにはボーナス曲が収録されているようです。
2014年には、バンドの結成30周年を記念して、ボーナス曲を収録したCDが付いた2枚組が再発されました。
自分はボーナス曲入りの再発盤は1枚も持っていません。
買いそびれています。
なので、内容が分かるのが、オリジナル盤とボーナス曲の収録されていない再発盤だけです。
オリジナル盤の収録曲は以下の通りです。
Losers
Russian Roulette
It’s Your Fate
Holy Wars
Catalepsy
Shattered Illusions
Life In Pain
Blood I Bleed
Widows Walk
Vultures In The Sky
1曲目の「Losers」のサンプルを貼っておきます。
DÉTENTEはリアル・タイムでは知りませんでした。
その存在を知ったのは、2000年代になってからです。
どこで知ったのかは、記憶にありませんが、著名なプロデューサーになっていたRoss Robinsonの出身バンドということで認識したのかも知れません。
加えて、これもどこで知ったか分かりませんが、DÉTENTEの評価が高かったので、CDを手に入れたと思います。
Recognize No Authorityの内容は、疾走する曲もあり、ミドル・テンポの曲もあります。
そして、一番の売りは、女性ヴォーカルであるDawn Crosbyのパワフルな歌唱が聴けることです。
全部で10曲収録されていますが、収録時間も約35分ということもあり、最後まで飽きることなく、聴きとおすことができます。
興味がある方は、一度聴いてみてください。
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