にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第240回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドSADUSのA Vision Of Miseryです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Darren Travis – Vocals, Guitars
Rob Moore – Guitars
Steve DiGiorgio – Bass, Bass (Fretless)
Jon Allen – Drums
A Vision Of Miseryは3枚目のアルバムで、1992年3月27日にRoadracer Recordsからリリースされました。
国内盤も1992年6月21日にFar East Metal Syndicateからリリースされています。
輸入盤も国内盤も、全9曲収録で、収録時間は約37分です。
自分はオリジナル盤は持っていません。
自分が持っているのは、2003年2月21日にRoadrunner Records Japanが再発したCDです。
収録曲は以下の通りです。
Through The Eyes Of Greed
Valley Of Dry Bones
Machines
Slave To Misery
Throwing Away The Day
Facelift
Deceptive Perceptions
Under The Knife
Echoes Of Forever
1曲目の「Through The Eyes Of Greed」のサンプルを貼っておきます。
SADUSを知ったのは、いつもながら遅かったです。
いつも通り、スラッシュ・メタル熱が復活した2000年前後だったと思います。
ベースのSteve DiGiorgioが、DEATHやTESTAMENTに参加していたのがきっかけで、SADUSを知りました。
初期はデス／スラッシュ・メタルだったようですが、段々テクニカルになり、テクニカル・スラッシュ・メタルにスタイルが変化していったようです。
最初の2枚のアルバムIllusions (Chemical Exposure)とSwallowed In Blackは所有しておらず、収録曲の一部はベスト・アルバムで聴きました。
なので、初めて聴いたSADUSのスタジオ・フル・アルバムは、このA Vision Of Miseryです。
A Vision Of Miseryを聴いた感想は、とにかくベースが唸っている、というものでした。
このアルバムは疾走する曲もありますが、基本的にはテクニカルで、ヘヴィです。
そして、緩急のある曲が続きます。
自分はテクニカル系はあまり得意ではないですが、このアルバムは最後まで聴くことができました。
デス／スラッシュ期のSADUSのフル・アルバムも聴いてみたいのですが、入手困難のようです。
何度か手に入れる機会はあったのですが、逃しています。
いずれは入手したいと思います。
話を戻しますが、テクニカルなスラッシュ・メタルをお聴きになりたい方には、聴いて欲しいアルバムです。
後はSteve DiGiorgioのベースを堪能して欲しいです。
まだお聴きになられていない方は、一度聴いてみてください。
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