にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第250回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドEXODUSのPleasures Of The Fleshです。
このアルバムのジャケットは2種類存在します。
オリジナル・ジャケットは問題があったのか、リリース直前に下のアルバム・ジャケットに差し替えられてしまいました。
ちなみに、オリジナルのアルバム・ジャケットは下になります。
今回はEXODUSのことを書きます。
アルバムの順番はバラバラになりましたが、4回目の記事で、ようやく2枚目のアルバム紹介です。
これで、EXODUSの1枚目のアルバムから4枚目のアルバムまでを紹介したことになります。
毎度、稚拙な文章と表現ですが、頑張って、EXODUSの記事を書きたいと思います。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Steve Souza – Vocals
Gary Holt – Guitars
Rick Hunolt – Guitars
Rob McKillop – Bass
Tom Hunting – Drums
LEGACY(現TESTAMENT)のヴォーカルだったSteve Souzaを迎えて、制作された最初のアルバムです。
Pleasures Of The Fleshは2枚目のアルバムで、1987年10月7日にCombat Recordsからリリースされました。
このアルバムは、ビルボード200で82位を記録したそうです。
全10曲収録で、収録時間は約47分になります。
このアルバムは、国内盤も約半年遅れの1988年3月21日にCBS/Sony Recordsからリリースされました。
自分は輸入盤も、国内盤もオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、1999年1月25日にCentury Media Recordsが再発したCDです。
この頃、Century Media RecordsがCombat Recordsの過去の作品を再発していたので、かなりの割合で、他のバンドも含めて、購入しました。
収録曲と収録時間は、オリジナル盤と変わりません。
その収録曲は以下の通りです。
Deranged
‘Till Death Do Us Part
Parasite
Brain Dead
Faster Than You’ll Ever Live To Be
Pleasures Of The Flesh
30 Seconds
Seeds Of Hate
Chemi-Kill
Choose Your Weapon
前任ヴォーカリストPaul Baloffと共作した作品「Brain Dead」、「Pleasures Of The Flesh」と「Seeds Of Hate」が収録されています。
4曲目の「Brain Dead」のサンプルを貼っておきます。
このアルバムを聴いたのは、遅かったです。
リアル・タイムでは聴いていません。
2000年前後に、自分のスラッシュ・メタル熱が再燃して、スラッシュ・メタルのバンドを追いかけ始めるまでは、聴いた事もありませんでした。
そして、3枚目のアルバムFabulous Disasterと4枚目のアルバムImpact Is Imminentを持っていて、満足していたのか、なかなかPleasures Of The Fleshまでは手が伸びませんでした。
後は、EXODUSの評価を鵜呑みにしていたのが、原因として考えられます。
アルバムを出す毎に、個性がなくなっていた、といった評価です。
今となっては、このPleasures Of The Fleshも良い作品なのに、完全に無視していました。
勿体ないことをしました。
前任のPaul Baloffと比べて、歌えるヴォーカルであるSteve Souzaを迎えて、制作されてアルバムですが、前作でデビュー・アルバムであるBonded By Bloodと比較すれば、内容は大人しくなったかも知れませんが、ギターは相変わらずベイ・エリア・クランチと呼ばれるリフを刻んでいます。
そこそこ疾走感もあります。
EXODUSはアメリカのサンフランシスコ発祥のベイ・エリア・スラッシュ・メタルの代表的なバンドなので、すでにお聴きになられた方も多いと思います。
しかし、まだお聴きになられたことがない方や興味を持たれた方に聴いて欲しいアルバムです。
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