にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第344回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドOVERKILLのHorrorscopeです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Bobby “Blitz” Ellsworth – Vocals
Merritt Gant – Guitars, Vocals (Backing)
Rob Cannavino – Guitars, Guitars (Acoustic), Vocals (Backing)
D.D. Verni – Bass (4 String, 8 String), Vocals (Backing)
Sid Falck – Drums
オリジナル・メンバーだったギターのBobby Gustafsonが脱退し、このアルバムからツイン・ギター体制になりました。
Horrorscopeは5枚目のアルバムで、1991年9月3日にMegaforce Records / Atlantic Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約53分です。
収録曲は以下の通りです。
Coma
Infectious
Blood Money
Thanx For Nothin’
Bare Bones
Horrorscope
New Machine
Frankenstein (Edgar Winter)
Live Young, Die Free
Nice Day… For A Funeral
Soulitude
8曲目の「Frankenstein」は、Edgar Winterのカバー曲です。
1曲目の「Coma」、4曲目の「Thanx For Nothin’」と6曲目のタイトル・トラック「Horrorscope」は、ミュージック・ビデオが作られました。
※4曲目の「Thanx For Nothin’」はビデオが見つけられませんでした。
OVERKILLは5枚目のアルバム紹介です。
これまでに4枚のスタジオ・フル・アルバムのことを書いてきました。
今回は5枚目のアルバムHorrorscopeのことを書いています。
最初に買ったOVERKILLの作品は、4枚目のアルバムThe Years Of Decayですが、ここから先のOVERKILLの作品は、2000年代になってから聴き始めました。
なので、リアル・タイムでは体験していないです。
Horrorscopeは、後追いで聴きました。
このアルバムは、評価の高い作品です。
アルバムの前半は特にそうです。
程よく疾走感もありますが、基本的には、ヘヴィな作風になっています。
ラストはスロー・テンポの曲で締めくくります。
ヘヴィな作風は、METALLICAやPANTERAの影響で、スラッシュ・メタルが徐々にヘヴィな方向に向かったいた当時の時代背景からも致し方ないのかも知れません。
しかし、そんな作風でも、最初から最後まで聴いてみて、スラッシュ・メタルとしても良い作品だと思いました。
繰り返しになりますが、スラッシュ・メタルに詳しい方の評価の高い作品です。
興味をお持ちになられたなら、一度聴いてみてください。
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