にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第421回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドD.R.I.の4 Of A Kindです。
D.R.I.はDIRTY ROTTEN IMBECILESの略です。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Kurt Brecht – Vocals
Spike Cassidy – Guitars
Josh Pappé – Bass
Felix Griffin – Drums
前作からメンバー・チェンジはなく、アルバムは制作されています。
4 Of A Kindは3枚目のアルバムで、1988年6月27日にEnigma / Metal Blade Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約36分です。
収録曲は以下の通りです。
All For Nothing
Manifest Destiny
Gone Too Long
Do The Dream
Shut-Up!
Modern World
Think For Yourself
Slumlord
Dead In A Ditch
Suit And Tie Guy
Man Unkind
10曲目の「Suit And Tie Guy」は、ミュージック・ビデオが作られました。
D.R.I.は初めての紹介です。
今回は、3枚目のアルバム4 Of A Kindの記事を書かせてもらいます。
D.R.I.も前回記事を書いたS.O.D.と並んで、クロスオーバー・スラッシュ・メタル・バンドの先駆者のひとつです。
S.O.D.と異なるのは、D.R.I.は当初ハードコア・パンクをやっていました。
そして、ハードコア・パンク側からスラッシュ・メタル側に接近して、融合したバンドです。
2枚目のアルバムは、Crossover(クロスオーバー)というタイトルでリリースしたD.R.I.は、スラッシュ・メタルへ接近しました。
今回の4 Of A Kindは、さらにスラッシュ・メタル化に拍車がかかっています。
しかし、根底には、ハードコア・パンクの血が流れているD.R.I.です。
今作でもその影響を感じさせる曲が収められています。
D.R.I.のクロスオーバー・スラッシュ・メタルを聴きたければ、前作Crossoverもそうですが、今作4 Of A Kindも聴いてみてください。
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