にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第428回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドWEHRMACHTのBiērmächtです。
上は再発盤のアルバム・ジャケットです。
下がオリジナル盤のアルバム・ジャケットです。
元々はバンド・ロゴやタイトルが黄色のジャケットでした。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Tito Matos – Vocals
Marco Zorich – Guitars
John Duffy – Guitars
Shann Mortimer – Bass
Brian Lehfeldt – Drums
このアルバムはメンバー・チェンジなく制作されました。
Biērmächtは2枚目のアルバムで、1988年にNew Renaissance Recordsからリリースされました。
全13曲収録で、収録時間は約27分です。
今回はCD、レコードとカセットのフォーマットでリリースされました。
自分は後追いでWEHRMACHTを知ったので、オリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2010年11月4日にF.O.A.D. Recordsからリリースされた再発盤CDです。
この再発盤CDには、1986年4月にリリースされたデモBeermacht7曲と1986年のライブ11曲の計18曲がボーナス曲として収録されています。
なので、再発盤CDは、全31曲収録で、収録時間は約74分です。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
You Broke My Heart (So I Broke Your Face)
Gore Flix
The Beer Is Here! (Intro) / Drink Beer Be Free
Scorpions Tribute (Intro) / The Wehrmacht
E! – Quick-E! – Micro-E!
Munchies
Night Of Pain
Balance Of Opinion
Suck My Dick
Breppy (Intro) / Drink Jack!!
Radical Neck Dissection
Kiss Tribute (Intro) / Beermacht
The Outro
The Wehrmacht (Demo)
Suck My Dick (Demo)
Night Of Pain (Demo)
E! (Demo)
Gore Flicks (Demo)
Termination (Demo)
Beermacht (Demo)
The Wehrmacht (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
Concrete Meat (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
Gore Flicks (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
B.O.S. (Barrage Of Skankers) (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
Suck My Dick (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
Speedaholic (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
Termination (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
E! (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
Beermacht (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
Shark Attack (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
Night Of Pain (Live At Pine St. Theater (Portland, OR) Jan. 31st, 1986)
1曲目の「You Broke My Heart (So I Broke Your Face)」のサンプルを貼っておきます。
前回に引き続き、WEHRMACHTの紹介です。
彼らはスタジオ・フル・アルバムを2枚しかリリースしていないので、今回ですべて紹介したことになります。
前回のShark Attackの時にも書きましたが、WEHRMACHTはリアル・タイムでは体験していません。
New Renaissance Recordsからのリリースにも関わらずです。
2000年にNew Renaissance Recordsから再発された時も知りませんでした。
その存在を知ったのは、多分、2010年のF.O.A.D. Recordsからの再発盤がリリースされた時でした。
そして、専門店での説明文で、WEHRMACHTの作品を買うことを決めたと思います。
前回も書きましたが、彼らを知るのが遅すぎました。
激速クロスオーバー・スラッシュ・メタルを聴き逃していました。
1枚目のアルバムShark Attackからは、少し工夫が見られますが、基本的には変わっていません。
自分が持っているのが、ボーナス曲入りCDなので、本編だけでなく、デモやライブを聴くことができますが、最初から最後まで勢いは止まりません。
とにかく、速いです。
スラッシュ・メタルに速さを求める方におすすめします。
もし興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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