にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第456回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドWHIPLASHのInsult To Injuryです。
![](https://metasanblog.com/wp-content/uploads/2024/04/Whiplash-Insult-To-Injury-e1712358478557.jpg)
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Glenn Hansen – Vocals
Tony Portaro – Guitars
Tony Bono – Bass
Joe Cangelosi – Drums
本作から専任のヴォーカルを加入させて、4人組になりました。
Insult To Injuryは3枚目のアルバムで、1989年8月14日にRoadracer Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約37分です。
国内盤は、1990年1月21日にFar East Metal Syndicateからリリースされました。
輸入盤も国内盤も内容は同じです。
自部はオリジナル盤を所有していません。
自分が持っているのは、2003年3月5日にRoadrunner Records Japanが再発したCDです。
また、2022年7月22日にDissonance ProductionsからリリースされたCD3枚組のボックス・セットThe Roadrunner Yearsの中の1枚としても所有しています。
ちなみに、このThe Roadrunner Yearsは、ファースト・アルバムPower And Pain、セカンド・アルバムTicket To Mayhemとサード・アルバムである本作Insult To Injuryの3枚のCDが中身になります。
ボックスのカバーは以下の通りです。
![](https://metasanblog.com/wp-content/uploads/2022/05/Whiplash-The-Roadrunner-Years-e1652582278793.jpg)
このボックス・セットでのInsult To Injuryは、全11曲収録で、収録時間は湧かれたです。
曲数がオリジナル盤と違うのは、9曲目のTicket To Mayhem / 4 E.S.が2曲に分かれたからです。
このボックス・セットでの収録曲は以下の通りです。
Voice Of Sanity
Hiroshima
Insult To Injury
Dementia Thirteen
Essence Of Evil
Witness To The Terror
Battlescars
Rape Of The Mind
Ticket To Mayhem
4 E.S.
Pistolwhipped
1曲目の「Voice Of Sanity」のサンプルを貼っておきます。
WHIPLASHの記事は5記事目になります。
実は、このアルバムInsult To Injuryの記事を書くか、迷いました。
理由は、2曲目の「Hiroshima」の歌詞です。
日本人としては、正直、受け入れがたい内容です。
しかし、後日、Tony Portaroもこのことは認めていたので、アルバムを紹介することにしました。
専任のヴォーカルを入れての初めてのアルバムです。
名盤であるファースト・アルバムPower And Painの熱量には及びませんが、この作品も勢いのあるアルバムです。
疾走チューンも収録されており、軽快さを感じることができました。
そして、ミドル・テンポの曲やスローなインストも収録されています。
アルバム全体としては、バランスが取れていると思います。
長くなりましたが、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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