にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第517回です。
今回紹介するのは、スウェーデンのバンドBATHORYのUnder The Sign Of The Black Markです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Quorthon – Vocals, Guitars, Bass, Keyboards
【Guest / Session】
Christer Sandström – Bass (Additional)
Paul Lundburg – Drums
この作品から本格的にQuorthonの一人プロジェクトになってきました。
Under The Sign Of The Black Markは3枚目のアルバムで、1987年5月11日にUnder One Flagからリリースされました。
アルバム・ジャケットは絵画のようですが、実際は知り合いのボディビルダーが舞台で撮影した写真だそうです。
全9曲収録で、収録k時間は約36分です。
このアルバムもレコードとカセットのリリースでした。
CDは、1991年にBlack Mark Productionがリリースしたのが最初です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が所有しているのは、2003年3月20日にBlack Mark Productionからリリースされた再発盤CDです。
内容はオリジナル盤と変わりません。
収録曲は以下の通りです。
Nocturnal Obeisance / Massacre
Woman Of Dark Desires
Call From The Grave
Equimanthorn
Enter The Eternal Fire
Chariots Of Fire
13 Candles
Of Doom……
Outro
2曲目の「Woman Of Dark Desires」のサンプルを貼っておきます。
BATHORYは3枚続けてのアルバム紹介です。
3枚続けて紹介してきましたが、スラッシュ・メタル期のBATHORYのアルバムはどれも気に入っています。
何度も書きますが、聴くのが遅すぎました。
今はYouTubeなどで音源を確認することができますが、約20年前は雑誌での評価を頼りにしていました。
そのことがBATHORYとの出会いを遅らせる結果となりました。
しかし、今は初期作を入手できているので、問題はありません。
このUnder The Sign Of The Black Markは、音楽性からブラック・メタルの元祖にあたるアルバムに位置付けられています。
ブラック・メタルの元祖的アルバムといっても、音楽性が進化しただけで、スラッシュ・メタルの要素が完全に消えた訳ではありません、
なので、違和感なく、聴きとおすことができます。
ブラック・メタルとスラッシュ・メタルの融合を感じたければ、この作品はピッタリだと思います。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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