にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第528回です。
今回紹介するのは、ベルギーのバンドTARGETのMaster Project Genesisです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Yves Lettanie – Vocals
Lex Vogelaar – Guitars (Lead), Vocals (Backing)
Franky Van Aerde – Guitars (Rhythm), Vocals (Backing)
Johan Susant – Bass, Vocals (Backing)
Christ Braems – Drums, Percussion, Vocals (Backing)
前作からメンバー・チェンジがあり、ヴォーカルが代わっています。
Master Project Genesisは2枚目のアルバムで、1988年11月15日にAaarrg Recordsからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約38分です。
プロデューサーは、ファースト・アルバム同様、MEKONG DELTAのRalf Hubertが務めています。
自分はオリジナル盤を所有していません。
自分が持っているのは、2024年9月20日にHigh Roller Recordsが再発したCDです。
収録内容は、オリジナル盤と同じです。
収録曲は以下の通りです。
The Coming Of Chaos
Ultimate Unity
Digital Regency
Absolution By Termination
Dehumanization
March Of The Machines
Secret Of The Dome
Master Project Genesis
1曲目の「The Coming Of Chaos」のサンプルを貼っておきます。
TARGETは2回続けてのアルバム紹介になります。
前回も書きましたが、TARGETは2020年代になって知ったバンドです。
リアル・タイムでは体験していません。
今回、High Roller Recordsの再発盤CDを聴いていますが、もったいないことをしていました。
こんな良い作品を聴いていなかったことを後悔しました。
ジャンル的には、テクニカル・スラッシュ・メタルになるようですが、確かに、ファースト・アルバムMission Executedよりも展開が複雑になっています。
しかし、緩急はありますが、疾走パートも多く、複雑すぎないので、聴きやすいアルバムです。
今回も全8曲収録で、収録時間は約38分なので、すぐに聴き終えてしまいます。
テクニカル・スラッシュ・メタルが好きな方には、今作Master Project Genesisの方をおすすめします。
といっても、TARGETがリリースした2枚のアルバムは、両方とも良い作品だと思います。
なので、前回紹介したMission Executedも合わせておすすめします。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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