にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第587回です。
今回紹介するのは、ブラジルのバンドATTOMICAのLimits Of Insanityです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
André Rod – Bass, Vocals
João Paulo Francis – Guitars
Pyda Rod – Guitars
Mário Sanefuji – Drums
【Guest / Session】
Vitor Mansour – Lyrics
前作からヴォーカルが抜けて、ベースのAndré Rodがヴォーカルを兼任しています。
Limits Of Insanityは2枚目のアルバムで、1989年4月にCogumelo Recordsからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約39分です。
当初はレコードのみのリリースでした。
自分はこのオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2014年にThrashing Madness Productionsが再発したCDです。
この再発盤は非公式なリリースといわれているようです。
そうなると、正式な再発盤CDは、2016年8月のMarquee Recordsのリリースまで待たないといけません。
しかし、自分はMarquee Recordsの再発盤は持っていません。
この記事では、Thrashing Madness Productionsの再発盤CDで進めていきます。
内容は、オリジナル盤のレコードと同じです。
収録曲は以下の通りです。
Atomic Death
Short Dreams
Evil Scars
Rabies
Limits Of Insanity
Knight Riders
Highway 401
WxDx
1曲目の「Atomic Death」のサンプルを貼っておきます。
ATTOMICAは3枚目のアルバム紹介です。
順番としては、ATTOMICAの傑作とされるサード・アルバムDisturbing The Noiseに始まり、次に、生々しく、邪悪なファースト・アルバムAttomicaを紹介しました。
今回は、セカンド・アルバムLimits Of Insanityになります。
前作から約1年の間隔でリリースされました。
正直、AttomicaとDisturbing The Noiseに挟まれた地味な作品の印象があります。
また、生々しく、邪悪だったファースト・アルバムに比べて、それらの要素が減退し、パワー・メタル寄りになったことも影響していると思います。
ヴォーカルは、ハイトーンで歌うスタイルです。
スラッシュ・メタル色を感じさせる曲もありますが、基本的には、アメリカのパワー・メタル・バンドを思わせます。
パワー・メタル寄りのスラッシュ・メタルが好きな方には、チェックしておいてもらいたいです。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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