にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第532回です。
今回紹介するのは、ブラジルのバンドTHE TROOPS OF DOOMのA Mass To The Grotesqueです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Alex Kafer – Bass, Vocals
Jairo “Tormentor” Guedz – Guitars
Marcelo Vasco – Guitars
Alexandre Oliveira – Drums
前作からメンバー・チェンジはありません。
A Mass To The Grotesqueは2枚目のアルバムで、2024年5月31日にAlma Mater Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約50分です。
自分はこの作品のブラジル盤を所有しています。
ブラジル盤も2024年5月31日にVoice Musicからリリースされました。
こちらはスリップケース付きです。
収録内容は変わりません。
収録曲は以下の通りです。
Solve Et Coagula – Introduction
Chapels Of The Unholy
Dawn Of Mephisto
Denied Divinity
The Impostor King
Faithless Requiem
Psalm 7:8 – God Of Bizarre
Terror Inheritance
The Grotesque
Blood Upon The Throne
Venomous Creed
2曲目の「Chapels Of The Unholy」と3曲目の「Dawn Of Mephisto」は、ミュージック・ビデオが作られました。
THE TROOPS OF DOOMは2回目の記事になります。
アルバム紹介は初めてです。
2020年に結成されました。
出身は、ブラジルのミナスジェライス州ベロ・オリゾンテです。
ジャンル的には、デス/スラッシュ・メタルになります。
バンド名は、ギターのJairo “Tormentor” Guedzが所属していたSEPULTURAの曲名「Troops Of Doom」から取られています。
タイプ的には、初期のSEPULTURAに類似しています。
SEPULTURAの初期メンバーで、ギターを担当していたJairo “Tormentor” Guedzのバンドです。
そうなるのも仕方ないでしょうね。
実は、THE TROOPS OF DOOMの作品で、2022年にリリースされたファースト・アルバムAntichrist Rebornを持っていません。
なぜなら、初めて聴いた時、ピンと来なかった、という単純な理由で、買い逃してしまいました。
何度か聴いているうちに、しっくり来るようになりましたが、後の祭りでした。
初期のEPをまとめた作品集は何とか手に入れましたが、ファースト・アルバムだけは駄目でした。
SEPULTURAタイプのバンドが好みなのに、正にそういうタイプのTHE TROOPS OF DOOMを逃すとはやっぱりにわかですね。
買い逃したファースト・アルバムはいつか手に入れたいと思います。
それまでは入手している作品を聴いていきたいと思います。
この作品の内容に、話を戻します。
今作は、これまで収録されていたSEPULTURAのカバー曲は収録されていません。
全曲オリジナルです。
疾走曲あり、ヘヴィなミドル・テンポの曲あり、勢いも感じることができます。
安心して聴くことができました。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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