にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第542回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドSPHINXのLeningradです。
アルバム・ジャケットには、アルバム・タイトルは900 Days Of Ленинградと書かれていますが、レーベルなどの紹介ではLeningradと記載されています。
Ленинградはロシア語表記で、英表記ではLeningradになります。
この記事では、Leningradで紹介していきます。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Aggressor – Bass, Vocals
Terrorizer – Guitars
Bonebreaker – Drums
ファースト・アルバムやEPからメンバー・チェンジはありません。
Leningradは2枚目のアルバムで、2024年6月24日にDiabolic Might Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約32分です。
収録曲は以下の通りです。
Schizophrenic
Forever Undergorund
Black Devil
Wolyn
Leningrad
London Blitz
Lost And Forgotten
Acid Rain
Wojna
Fuck You
Sink The Bismark
11曲目の「Sink The Bismark」は、お遊び的な曲ですが、エンディングを飾るにはふさわしい曲です。
6曲目の「London Blitz」のサンプルを貼っておきます。
SPHINXは3回目の紹介です。
本作Leningradはセカンド・アルバムで、前作Deathstrokeから約2年振りの作品です。
新作がリリースされるのを待っていたバンドのひとつです。
ようやくリリースしてくれたか、という感じです。
SPHINXの黒いスラッシュ／スピード・メタルは健在でした。
前作やEPから基本的な音楽性に変化はありませんが、一直線に突っ走るのではなく、若干緩急などの展開を聴けるようになりました。
しかし、スピードと勢いは10曲目まで落ちません、
まだ、初期SODOMの雰囲気を感じることができます。
SPHINXは、ドイツを代表する若手スラッシュ・メタル・バンドのひとつだと思っています。
Leningradは、2024年に聴いたアルバムで、お気に入りの1枚です。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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