にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第383回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドHOLY TERRORのTerror And Submissionです。
![](https://metasanblog.com/wp-content/uploads/2023/12/Holy-Terror-Terror-And-Submission-e1703920928486.jpg)
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Keith Deen – Vocals
Kurt Kilfelt – Guitars (Lead)
Mike Alvord – Guitars, Vocals (Backing)
Floyd Flanary – Bass
Joe Mitchell – Drums
ギタリストのKurt Kilfeltは、Kurt Colfeltとして、AGENT STEELのファースト・アルバムのSkeptics ApocalypseとファーストEPのMad Locust Risingでギターを弾いていました。
もう一人のギタリストのMike Alvordは、現在MINDWARSでギタリストとヴォーカルを務めています。
Terror And Submissionは1枚目のアルバムで、1987年にUnder One Flagからリリースされています。
国内盤は、1993年10月21日にPony Canyonからリリースされています。
当初はレコードとカセットだけのリリースだったようですが、国内盤が初めてのCDだったようです。
全9曲収録で、収録時間は約43分です。
自分は輸入盤も国内盤もオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2010年1月26日にCandlelight Recordsからリリースされた2枚目のアルバムMind Warsとの2枚組コンピレーションCDです。
ジャケットは下になります。
![](https://metasanblog.com/wp-content/uploads/2023/12/Holy-Terror-Terror-And-Submission-Mind-Wars-e1703921927160.jpg)
これもオリジナルではありません。
このコンピレーションのオリジナルは、1998年にPowerageがリリースしたものです。
輸入盤、国内盤と2枚組コンピレーションともTerror And Submissionの内容は変わりません。
収録曲は以下の通りです。
Black Plague
Evil’s Rising
Blood Of The Saints
Mortal Fear
Guardians Of The Netherworld
Distant Calling
Terror And Submission
Tomorrow’s End
Alpha Omega – The Bringer Of Balance
1曲目の「Black Plague」のサンプルを貼っておきます。
HOLY TERRORは初めての紹介です。
今回はファースト・アルバムTerror And Submissionのことを書いています。
自分はリアル・タイムでは、HOLY TERRORを体験していません。
もしかしたら、AGENT STEELはリアル・タイムで知っていたので、HOLY TERRORの名前を聞いたことがあったかも知れませんが、記憶が曖昧です。
しかし、HOLY TERRORを聴き始めたのは、2010年代になってからです。
完全に後追いです。
2枚組CDもようやく手に入れた、という感じでした。
聴いてみて、もっと早く聴くべきでした。
スピード・メタル寄りのスラッシュ・メタルです。
荒々しく疾走しますが、曲には緩急もあり、聴いていて、飽きることはありません。
スラッシュ・メタルの好きな方は、HOLY TERRORの2作品Terror And SubmissionとMind Warsを裏名盤として認識しています。
2017年10月27日にDissonance Productionsから4CD+DVDという体裁で音源集がリリースされています。
Terror And Submission、Mind Wars、El Revengoと名付けられたデモ音源集、ライブとライブDVDの5枚組です。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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