にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第609回です。
今回紹介するのは、オーストラリアのバンドBEZERKERのLostです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Patrick Cummins – Vocals
Michael Heslop – Guitars
Peter Schultz – Guitars
Keith Stevens – Bass
Shaun Whitelum – Drums
Lostは1枚目且つ唯一のアルバムで、1990年10月22日にExtremely Fineからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約50分です。
当初はレコードのみのリリースでした。
初めてのCDは、2013年にLost: Remasteredというタイトルで、新しいアルバム・ジャケットでリリースされました。
そのアルバム・ジャケットは下になります。

自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が所有しているのは、2020年12月25日にAwakening Recordsから再発されたCDです。
この再発盤には、5曲のボーナス曲が収録されています。
内容は、1988年10月に発表したデモLaugh At The Lightになります。
再発盤は、全15曲収録で、収録時間は約70分です。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
Take All
Yours Subliminally
Against The Grain
I Lost
Halloween
Dawn Of The Dead
The Finest Cut
Turn From The Light
Fall
The Kill
Halloween (“Laugh At The Light” Demo 1988) (Bonus Track)
Dawn Of The Dead (“Laugh At The Light” Demo 1988) (Bonus Track)
The Art Of Dying (“Laugh At The Light” Demo 1988) (Bonus Track)
The Fall (“Laugh At The Light” Demo 1988) (Bonus Track)
Bucket Bong (“Laugh At The Light” Demo 1988) (Bonus Track)
1曲目の「Take All」のサンプルを貼っておきます。
BEZERKERは初めて記事を書きます。
BEZERKERが残したアルバムは、今回紹介しているLostだけなので、最初で最後の記事になります。
BEZERKERは、オーストラリアの南オーストラリア州アデレード出身です。
バンドは1988年に結成されました。
1991年まで活動し、解散しました。
わずか3年の活動期間でした。
ジャンル的には、プログレッシブ・スラッシュ・メタルに分類されます。
聴くのが苦手なジャンルです。
しかし、聴いてみると、苦手意識なく、最後まで聴きとおすことができました。
楽曲には程よく疾走感があり、展開もありますが、そんなに複雑ではないです。
ヴォーカルは歌えるタイプです。
ボーナスとして収録されているデモの5曲も音質が良いです。
そんな点が聴きやすかったポイントかも知れません。
オーストラリアのスラッシュ・メタル・バンドといえば、MORTAL SINを思い浮かべる方が多いと思いますが、BEZERKERも負けないくらい良いバンドだと思うので、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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