にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第613回です。
今回紹介するのは、スウェーデンのバンドHEXENHAUSのAwakeningです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Thomas Lyon – Vocals
Mike Wead – Guitars
Marco A. Nicosia – Guitars
Conny Welén – Bass
Johan Billerhag – Drums
前作からヴォーカルとベースが交代しています。
Awakeningは3枚目のアルバムで、1991年にActive Recordsからリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約44分です。
CDには「Incubus」という曲が1曲多く収録されており、全10曲収録で、収録時間は約49分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2025年5月16日にROAR / Rock Of Angelsから再発されたCDです。
この再発盤CDには「Awakening」のデモがボーナス曲として、収録されています。
なので、全11曲収録で、収録時間は約54分です。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
Shadows Of Sleep
Awakening
Betrayed (By Justice)
Necronomicon Ex-Mortis
Code 29
The Forthcoming Fall
Sea Of Blood
Paradise Of Pain
The Eternal Nightmare – Act II
Incubus
Awakening (Demo)
2曲目の「Awakening」のサンプルを貼っておきます。
HEXENHAUSは3回続けての紹介です。
上にも書きましたが、Awakeningは3枚目のスタジオ・フル・アルバムです。
スウェーデンのテクニカル・スラッシュ/スピード・メタル・バンドです。
毎回書いていますが、HEXENHAUSは2000年代になって知りました。
それまでは、まったくその存在を知りませんでした。
聴くのが苦手だったテクニカル・スラッシュ/スピード・メタルのバンドですが、どうしても手に入れたくなりました。
しかし、気づくのが遅すぎたのか、フィジカルでは手に入れることができませんでした。
しばらく入手困難でしたが、2025年に再発されました。
この機会を逃すと、また、聴けなくなると思い、まとめて購入しました。
そして、この記事を書くことができています。
3枚目のアルバムであるAwakeningでは、更に、テクニカルで、展開が複雑になりました。
そして、疾走感が薄れた気がしますが、メロディアスになった印象があります。
今作も11分越えの楽曲がありますが、苦にならずに聴くことができました。
全体を通して聴いて思ったのは、じっくり聴くタイプのスラッシュ・メタル・アルバムだということです。
基本的に、いつもスラッシュ・メタルには速さを求めていますが、こういうテクニカルで、メロディアスな作品も嫌いではないです。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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