にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第590回です。
今回紹介するのは、ブラジルのバンドTHE TROOPS OF DOOMのAntichrist Rebornです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Alex Kafer – Vocals, Bass
Jairo “Tormentor” Guedz – Guitars
Marcelo Vasco – Guitars
Alexandre Oliveira – Drums
【Guest / Session】
João Gordo – Vocals (Track 9)
Alex Camargo – Vocals (Track 11)
Moyses Kolesne – Guitars (Lead) (Track 11)
初期SEPULTURAのメンバーだったJairo “Tormentor” Guedzが所属するバンドです。
ゲストのJoão Gordoは、ブラジルのスラッシュ・メタル/クロスオーバー・バンドRATOS DE PORÃOのヴォーカルです。
また、Alex CamargoとMoyses Kolesneは、ブラジルのデス・メタル・バンドKRISIUNのメンバーです。
Antichrist Rebornは1枚目のアルバムで、2022年4月15日にAlma Mater Recordsからリリースされました。
CDは500枚限定のリリースです。
しかし、最近手に入れやすくなったので、再プレスされたのかも知れません。
全12曲収録で、収録時間は約48分です。
収録曲は以下の通りです。
Dethroned Messiah
Far From Your God
Altar Of Delusion
Grief
Pray Into The Abyss
The Rebellion
Deserters From Paradise
Apocalypse MMXXII
A Queda
Preacher’s Paradox
Necromancer (Sepultura) (Bonus Track)
The Usurper (Celtic Frost) (Bonus Track)
11曲目はSEPULTURAのカバー曲「Necromancer」、12曲目はCELTIC FROSTのカバー曲「The Usurper」です。
上記のカバー曲は、CDのみのボーナス・トラックです。
1曲目の「Dethroned Messiah」と3曲目の「Altar Of Delusion」は、ミュージック・ビデオが作られました。
9曲目の「A Queda」は、リリック・ビデオが作られました。
THE TROOPS OF DOOMは2枚目のアルバム紹介です。
最初は、2枚目のアルバムA Mass To The Grotesqueを紹介しました。
その時、記事に書いていましたが、買い逃していたファースト・アルバムAntichrist Rebornを手に入れました。
手に入れる機会は何度もありましたが、CDの値段が高く、購入するのを躊躇していました。
最近、手ごろな値段で、販売されているのを見つけたので、即購入しました。
そして、今回、記事を書いています。
このアルバムは、ミュージック・ビデオの曲を最初聴いた時、今一つピンと来なかったので、パスしてしまっていました。
しかし、自分が好きなデス/スラッシュ・メタル期のSEPULTURAの音楽性に近いものを持っているバンドだったのを忘れていました。
ちゃんと聴かないと駄目ですね。
今回、購入して、全曲を聴いてみて、リリース時に買わなかったことを後悔しました。
自分の好きなタイプのバンド、そして、アルバムでした。
疾走感のある曲や緩急の展開のある曲が収録されていて、勢いを感じる作品です。
初期SEPULTURAのメンバーがいるバンドです。
デス/スラッシュ・メタル期のSEPULTURAに似ていてもしょうがないです。
今のSEPULTURAでは出来ない音楽です。
当時のSEPULTURAが好きな方におすすめします。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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