にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第617回です。
今回紹介するのは、イギリスのバンドVIRUSのLunacy / Raped By Mutantsです。
コンピレーション・アルバムです。

上はLunacyアルバムの再発盤のアルバム・ジャケットになります。
下がオリジナル盤のアルバム・ジャケットです。

また、下は同時に収録されているRaped By Mutantsの再発盤のアルバム・ジャケットになります。

下はRaped By Mutantsの2010年のデジタル配信のアルバム・ジャケットです。

下が2009年リリース時のオリジナルのアルバム・ジャケットです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Henry Heston – Vocals, Guitars
Coke McFinlay – Guitars (Lead)
John Hess – Bass
Tez Kaylor – Drums
前作Force Reconからメンバー・チェンジはありません。
上記はLunacy (Track 1-8)のメンバーです。
Raped By Mutants (Track 9-12)とLive At The Unicorn (Track 13-16)のメンバーは、分からなかったので、記載していません。
まずは、Lunacyを紹介していきます。
Lunacyは3枚目のアルバムで、1989年7月にMetalworksからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約38分です。
次に、Raped By Mutantsですが、2008年に再結成後にリリースされたEPです。
2009年12月に自主制作でリリースされました。
このEPは、2010年4月21日にMoshpit Tragedy Recordsからデジタル配信でリリースされました。
全4曲収録で、収録時間は約21分です。
自分は上記のオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2013年7月にMarquee Recordsから再発されたコンピレーションCDです。
この再発盤CDには、上記のLunacyとRaped By Mutantsの他に、Live At The Unicornと名付けられた4曲のライブが収録されています。
なので、全16曲収録で、収録時間は約74分です。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
[Lunacy]
Seeing Is Believing
Lunacy
Bad Blood
The Pain Will Pass
State Of The Art
My Life
A Sense Of Freedom
Don’t Get Even…!
[Raped By Mutants]
Raped By Mutants
Skulls Of My Enemies
Parasitic Invasion
Testify To Me
[Live At The Unicorn]
Skull Of My Enemies
Pray For War
Lunacy
Testify To Me
2曲目のタイトル・トラック「Lunacy」のサンプルを貼っておきます。
VIRUSは2回目の紹介になります。
前回もファースト・アルバムPray For Warとセカンド・アルバムForce Reconとのコンピレーション盤でした。
1986年に結成されましたが、1990年に活動休止しています。
2008年に復活を果たしました。
今回は、1990年に活動休止する前の作品であるLunacyと2008年の再結成後の作品であるRaped By Mutants EPの事を書いています。
まずは、Lunacyアルバムですが、彼らの特徴であった勢いと突進力がやや薄れ、落ち着いたスラッシュ・メタルに変貌を遂げています。
悪いことではないですが、Pray For WarとForce Reconが好きな方は戸惑うかも知れません。
しかし、疾走感はそこそこあるので、自分は嫌いではないです。
そして、再結成後の作品であるRaped By Mutantsも内容としては悪くないです。
爆発的な勢いはないものの、疾走感があり、ピュアなスラッシュ・メタルを聴くことができます。
基本的には、デジタル配信の作品だそうなので、CDに収録されているのは、本当にボーナスらしいです。
最後のライブLive At The Unicornは、収録年が不明ですが、音質は良くないですが、生々しく、勢いと突進力を感じさせるものです。
ダラダラと書いてきましたが、作品としては、悪くないと思うので、一度聴いてみてください。


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