にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第75回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドTOXIKのWorld Circusです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Mike Sanders – Vocals
Josh Christian – Guitars
Brian Bonini – Bass
Tad Leger – Drums
【Guest / Session】
Chuck Schuldiner – Vocals (Backing)
DEATHのヴォーカル/ギタリストのChuck Schuldinerがゲストで参加しています。
World Circusは1枚目のアルバムで、1987年12月19日にRoadrunner Recordsからリリースされています。
アルバム・ジャケットは、Ed Repkaが手掛けています。
全10曲収録、収録時間は約38分です。
自分が持っているのは、2020年10月にCD-Maximumからリリースされたロシア・ライセンス盤です。
ボーナス曲2曲が収録されていますが、内1曲はラジオ・インタビューです。
全12曲収録、収録時間は約46分です。
収録曲は以下の通りです。
Heart Attack
Social Overload
Pain And Misery
Voices
Door To Hell
World Circus
47 Seconds Of Sanity / Count Your Blessings
False Prophets
Haunted Earth
Victims
Machine Dream (Demo Version With Original Singer Mike) (Bonus Track)
Radio Interview (From 1989) (Bonus Track)
1曲目のHeart Attackのサンプルを貼っておきます。
テクニカル・スピード/スラッシュ・メタルの名盤と言われている作品ですが、なかなか手が出ませんでした。
何故かというと、テクニカル・スピード/スラッシュ・メタルというジャンルに苦手意識があったからです。
2007年に再発された時にも、気にはなっていましたが、購買意欲は低かったです。
後日、サンプルを聴いたら、内容が良かったので、当時買わなかったことを後悔しました。
それからはこのアルバムを探す日々が始まりました。
なかなか見つかりませんでしたが、昨年、専門店でこのアルバムが売られているのを見つけたので、即購入しました。
ちゃんと聴いてみると、自分が想像していたテクニカル・スピード/スラッシュ・メタルとは異なっていました。
「テクニカル=展開が複雑」という勝手な思い込みがありました。
しかし、このアルバムは聴きやすかったです。
ハイ・トーンなヴォーカルが歌う緩急のあるスピード/スラッシュ・メタルという感じでした。
しばらくCDでの入手が厳しかったですが、2枚目のアルバムThink Thisとの2枚組で、2022年6月17日にDissonance Productionsから再発されます。
下がアルバム・ジャケットです。
ボーナス曲はありませんが、いつなくなるか分からないので、まだ持っていない方は入手をおすすめします。
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