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カナダのデス・スラッシュ・メタル・バンドBESIEGEDについて – Canadian Death Thrash Metal Band BESIEGED

BESIEGED
この記事は約9分で読めます。

2022年、BESIEGEDのファースト・アルバムVictims Beyond All Helpの2017年再発盤とセカンド・アルバムViolence Beyond All Reasonを手に入れました。

ファースト・アルバムの2017年再発盤はセカンド・プレスで、2015年にリリースされたBesieged EPの2曲がボーナス曲として収録されており、セカンド・アルバムは新作です。

ちなみに、ファースト・アルバムVictims Beyond All Helpの2013年再発盤(初回プレス)は持っていますが、Besieged EPのレコードは持っていません。

しかし、コレクションとしては不完全ですが、BESIEGEDの公式な音源は、デモを除いて、すべて入手したことになります。

それが嬉しいので、BESIEGEDの記事をまた書きたいと思います。

何回も同じことを書いていますが、このバンドのことが好きなので、お許しください。

今回は、BESIEGEDのこれまでの活動を軽くまとめたものです。

それでは、始めたいと思います。

BESIEGEDはカナダのバンドです。

出身地はマニトバ州ウィニペグです。

ジャンルはデス/スラッシュ・メタルです。

バンドの結成は2003年です。

2004年に初めてのデモ作品Visions Of Painを発表します。

このデモのレコーディング・メンバーは以下の通りです。

Nick Tober – Bass

Tristan Smit – Drums

Jordan Rubel – Guitars

Nolan Smit – Vocals, Guitars

デモに収録されている曲は以下の通りです。

Visions Of Pain

Savage Life

全2曲収録で、収録時間は約8分です。

そして、2005年にアルバムVisions Of Painを制作しますが、リリースには至りませんでした。

この作品は、ファースト・アルバムになる予定でしたが、お蔵入りになってしまいました。

現在、このアルバムの存在はなかったことになっており、バンドからは非公式なものとされています。

収録されていた曲は以下の通りです。

Visions Of Pain

Decay

Forever Diseased

Time To Kill

Dying Wave

Catostrophic

Mass Mutilation

Savage Life

Troops Of Doom (Sepultura)

その幻のアルバムは、YouTubeで聴くことができます。

デス/スラッシュ・メタル期のSEPULTURAの強い影響を感じさせます。

ヴォーカルの歌い方がそう感じさせるのかも知れません。

ラストでSEPULTURAのTroops Of Doomのカバーが収録されています。

ただし、このカバー曲は、上にあるYouTubeでは聴くことができませんが、ライブの映像で観ることができます。

それから5年の沈黙を経て、2010年7月に自主制作でファースト・アルバムVictims Beyond All Helpをリリースします。

アルバム・ジャケットは、Ed Repkaが手掛けています。

レコーディング・メンバーは以下の通りです。

Nick Tober – Bass

Tristan Smit – Drums

Jordan Rubel – Guitars

Nolan Smit – Vocals, Guitars

全7曲収録で、収録時間は約32分です。

収録曲は以下の通りです。

Internal Suffering

Death

Buried Alive

The End

Victims Beyond All Help

Trapped Inside

Black

その後、Dark Descent Recordsのサブ・レーベルであるUnspeakable Axe Recordsと契約し、Victims Beyond All Helpは2013年7月9日に再発されました。

ちなみに、Victims Beyond All Helpはレーベルで2番目にリリースされた作品です。

Arise期のSEPULTURAの影響を感じさせるものの、スピーディー、且つアグレッシブなアルバムです。

そして、2年後の2015年7月20日にBesieged EPをリリースします。

レコーディング・メンバーは以下の通りです。

Nick Tober – Bass

Tristan Smit – Drums

Nolan Smit – Vocals, Guitars

全2曲収録で、収録時間は約9分です。

収録曲は以下の通りです。

Mindslave

Subjective Reality

レコードはWar On Musicから、デジタル配信はUnspeakable Axe Recordsからのリリースでした。

残念ながら、CDは発売されませんでした。

YouTubeに曲がアップされていたので、それを聴いていました。

ファースト・アルバムの曲に引けを取らないアグレッシブな曲を聴くことができます。

CDには2017年の再発時にファースト・アルバムVictims Beyond All Helpのボーナス曲として収録されました。

今、ファースト・アルバムで手に入れることができるのは、この2017年の再発盤になります。

しかし、この作品のリリース後、また沈黙してしまいました、

この時は、もうセカンド・アルバムのリリースはないと思っていました。

好きなバンドだったので、定期的にファースト・アルバムを聴いていました。

決して忘れることはなかったです。

そんな中、バンドは復活していました。

2022年になって、セカンド・アルバムViolence Beyond All Reasonをリリースすることが発表されました。

ファースト・アルバムVictims Beyond All Helpからは約12年、Besieged EPからは約7年振りの新作です。

発売日は2022年6月6日で、リリースはUnspeakable Axe Recordsからでした。

2度と聴けないと思っていたBESEIGEDの新作を聴くことができるとは思っていなかったので、この発表を聴いて、とても嬉しかったです。

アルバム・ジャケットは。ファースト・アルバム同様、Ed Repkaが手掛けています。

ジャケットがグロテスクなので、一部加工しています。

レコーディング・メンバーは以下の通りです。

Nick Tober – Bass

Tristan Smit – Drums

Nolan Smit – Vocals, Guitars

全7曲収録で、収録時間は約27分です。

収録曲は以下の通りです。

Last Chance

Paragons Of Brutality

Violence Beyond All Reason

Path To Defy

One World Coma

Descent Into Despotism

Testaments

ファースト・アルバムの路線をそのまま継承してくれています。

前作に比べて、緩急はありますが、アグレッシブさは変わっていません。

セカンド・アルバムも素晴らしかったです。

このまま活動を続けてくれて、ライブの開催やサード・アルバムの制作をして欲しいです。

応援しています。

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