にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第338回です。
今回紹介するのは、スウェーデンのバンドMEZZROWのSummon Thy Demonsです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Ulf Pettersson – Vocals
Magnus Söderman – Guitars (Lead)
Ronnie Björnström – Guitars
Conny Welén – Bass, Vocals (Backing)
Jon Skäre – Drums
ファースト・アルバムThen Came The Killingからのメンバーは、ヴォーカルのUlf PetterssonとベースのConny Welénの2人です。
Summon Thy Demonsは2枚目のアルバムで、2023年4月21日にFireflash Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約49分です。
国内盤も、2023年4月21日にChaos Reignsからリリースされました。
輸入盤も、国内盤も、内容は同じです。
収録曲は以下の通りです。
King Of The Infinite Void
Through The Eyes Of The Ancient Gods
Summon Thy Demons
What Is Dead May Never Die
De Mysteriis Inmortui
Beneath The Sea Of Silence
On Earth As In Hell
Blackness Fell Upon The World
Dark Spirit Rising
The End Of Everything
1曲目の「King Of The Infinite Void」と4曲目の「What Is Dead May Never Die」は、ミュージック・ビデオが作られました。
また、2曲目の「Through The Eyes Of The Ancient Gods」と6曲目の「Beneath The Sea Of Silence」は、リリック・ビデオが作られました。
ミュージック・ビデオ2本とリリック・ビデオ2本も制作し、配信するとは、レーベルのFireflash Recordsの力の入れようが分かります。
それとも、これ位やるのは、現在では当たり前なんでしょうか。
ちゃんとチェックしておかないと駄目ですね。
そして、MEZZROWは2回目の紹介です。
今回は、2023年にリリースされた新作Summon Thy Demonsのことを書いています。
デビュー・アルバムであり、前作であるThen Came The Killingから約33年振りにリリースされた復活作であり、セカンド・アルバムです。
バンド・ロゴも一新されています。
2022年5月13日にThen Came The KillingがHammerheart Recordsから2枚組CDで再発され、復活の兆しが見えていましたが、2023年になって、新作を聴けることになりました。
音楽性は現代風にはなっていますが、ベイ・エリア・スラッシュ・メタルの影響下にあります。
特にTESTAMENTの影響を感じます。
これらの影響は、Then Came The Killingを聴いた時から感じていたことなので、驚きはありません。
しかし、ストレートなスラッシュ・メタル・アルバムであることには変わりはありません。
2023年もスラッシュ・メタルのアルバムが数多くリリースされたと思いますが、自分はこの作品を気に入っています。
スラッシュ・メタルの好きな方はすでにお聴きになられていると思いますが、まだ、お聴きになられたことがない方は、一度聴いてみてください。
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