にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第362回です。
今回紹介するのは、オーストラリアのバンドHOBBS ANGEL OF DEATHのHobbs Angel Of Deathです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Peter Hobbs – Vocals (Lead), Vocals (Backing), Guitars
Mark Woolley – Guitars, Vocals (Backing)
Phil Gresik – Bass
Darren McMaster-Smith – Drums, Vocals (Backing)
【Additional Line-up】
Harris Johns – Vocals (Additional) (Track 5)
アディショナル・ラインナップのHarris Johnsは、このアルバムのプロデューサーです。
Harris Jonesはドイツの数多くのヘヴィ・メタル・バンドやスラッシュ・メタル・バンドのプロデュースを行っている著名な人物です。
Hobbs Angel Of Deathは1枚目のアルバムで、1988年3月にSPV / Steamhammerからリリースされました。
レコードとカセットは、全8曲収録で、収録時間は約38分です。
CDは2曲多く収録されていて、全10曲収録で、収録時間は約44分です。
国内盤も1990年12月16日にリリースされていますが、バンド単独ではリリースされず、カナダのバンドRAZORの Violent Restitutionとのカップリングで、Hobbs Angel Of Death vs Razorというタイトルでした。
自分はオリジナル盤も国内盤も所有していません。
自分が持っているのは、2003年8月25日にModern Invasion Musicから再発されたCDです。
収録内容はオリジナル盤と同じです。
収録曲は以下の通りです。
House Of Death
Satan’s Crusade
Lucifer’s Domain
Marie Antoinette
Jack The Ripper
Crucifixion
Brotherhood
The Journey
Bubonic Plague
Cold Steel
9曲目の「Bubonic Plague」と10曲目の「Cold Steel」が、CDのみの収録となっています。
2017年12月にHigh Roller Recordsから再発されたレコードでは、上記の2曲は収録されています。
1曲目の「House Of Death」のサンプルを貼っておきます。
HOBBS ANGEL OF DEATHは初めての紹介です。
オーストラリアのメルボルン出身のバンドです。
結成は1987年で、当初はANGEL OF DEATHというバンド名でした。
1988年にHOBBS ANGEL OF DEATHに改名します。
そして、1988年3月に本作Hobbs Angel Of Deathをリリースします。
この作品は、最初から最後まで疾走感と勢いのあるアルバムです。
名前のとおり、SLAYERの影響下にあるバンドです。
しかし、ヴォーカルが似ていることもあって、自分はスラッシュ・メタル期のSODOMに似ている気がします。
とにかく、どのバンドに似ていようが、HOBBS ANGEL OF DEATHはピュアでストレートなスラッシュ・メタルをやっています。
スラッシュ・メタルが好きな方はすでにお聴きになられていると思いますが、まだ、お聴きになられていない方は、一度聴いてみてください。
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