にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第466回です。
今回紹介するのは、ギリシャのバンドSUICIDAL ANGELSのDivide And Conquerです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Nick – Bass, Guitars, Vocals
Chris – Guitars
Orpheas – Drums
【Guest / Session】
Nefeli Alexouli – Violin
Michalis Kontos – Cello
前作からギターとベースが抜け、新しいギターとして、元EXARSISのChrisが加入し、ベースはNick自身が担当し、アルバムは制作されています。
Divide And Conquerは5枚目のアルバムで、2014年1月10日にNoiseArt Recordsからリリースされました。
ちなみに、2014年1月10日はヨーロッパでの発売日で、アメリカの発売日は2014年1月14日でした。
全10曲収録で、収録時間は約50分です。
この作品のアルバム・ジャケットは、Ed Repkaが手掛けています。
国内盤は、2014年1月22日にSpiritual Beastからリリースされました。
国内盤には、ボーナス曲が2曲収録されています。
なので、全12曲収録で、収録時間は約61分です。
自分は、このボーナス・トラック収録に惹かれて、国内盤を所有しています。
国内盤の収録曲は以下の通りです。
Marching Over Blood
Seed Of Evil
Divide And Conquer
Control The Twisted Mind
In The Grave
Terror Is My Scream
Pit Of Snakes
Kneel To The Gun
Lost Dignity
White Wizard
Crematory (Bonus Track)
Slaughtering Christianity (Bonus Track)
5曲目の「In The Grave」は、ミュージック・ビデオが作られました。
SUICIDAL ANGELSは6枚目のアルバム紹介です。
これまで、リリース順を無視して、アルバム紹介してきましたが、今回のDivide And Conquerで、今後は順番通りに記事を書けそうです。
ギリシャを代表するスラッシュ・メタル・バンドのひとつであるSUICIDAL ANGELSですが、今作も音楽性を変えることなく、ピュアなスラッシュ・メタルを聴かせてくれています。
相変わらず、アグレッシブさと勢いは衰えることがありません。
楽曲も速さ一辺倒ではなく、緩急を織り交ぜ、変化をつけています。
SUICIDAL ANGELSの音楽性は、金太郎飴的に語られがちですが、自分はこの音楽性を気に入っています。
変にスロー・ダウンしたり、極端にヘヴィになったりしていないので、安心して作品を聴くことができます。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
コメント