にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第595回です。
今回紹介するのは、オランダのバンドCRYPTOSISのCelestial Deathです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Laurens Houvast – Vocals, Guitars, Spoken words
Frank te Riet – Bass, Mellotron, Synthesizers, Vocals (Backing)
Marco Prij – Drums
前作からメンバー・チェンジはありません。
Celestial Deathは2枚目のアルバムで、2025年3月7日にCentury Media Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約43分です。
収録曲は以下の通りです。
Prologue / Awakening
Faceless Matter
Static Horizon
The Silent Call
Ascending
Motionless Balance
Reign Of Infinite
Absent Presence
In Between Realities
Cryptosphere
Coda / Wander Into The Light
2曲目の「Faceless Matter」、3曲目の「Static Horizon」、5曲目の「Ascending」と7曲目の「Reign Of Infinite」は、ミュージック・ビデオが作られました。
4本もミュージック・ビデオを制作するとは、Century Media Recordsの気合いが感じられます。
CRYPTOSISは2回目のアルバム紹介です。
Celestial Deathは、前作であるファースト・アルバムBionic Swarmから約4年ぶりの作品です。
Bionic Swarmを聴いて、2枚目のアルバムが出ることを期待していたバンドです。
待たされましたが、ようやく手に入れることができました。
バンド名をDISTILLATORからCRYPTOSISに改名して、プログレッシブ・スラッシュ・メタルに転向してから2枚目の作品です。
苦手なジャンルであるプログレッシブ・スラッシュ・メタルのバンドの作品が出るのを待っていたのは、自分でも不思議です。
しかし、CRYPTOSISを待てたのは、プログレッシブ・スラッシュ・メタルの中でも、聴きやすい音楽性だったからです。
ストレートなスラッシュ・メタルだったDISTILLATOR時代と比べれば、複雑で、テクニカルなことをやっていますが、疾走感は失われず、勢いもあるので、抵抗感はありませんでした。
緩急があり、展開のある楽曲が続きますが、前作同様、問題なく、最後まで聴けました。
今作も買ってよかったと思っています。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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