にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第177回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドVIKINGのDo Or Dieです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Ron Eriksen – Vocals, Guitars (Lead)
Brett Eriksen – Guitars (Lead)
James Lareau – Bass
Matt Jordan – Drums
ギターのBrett Eriksenは、後にDARK ANGELに加入することになります。
Do Or Dieは1枚目のアルバムで、1988年2月1日にMetal Blade Recordsからリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約34分です。
リリース当初、発売されたのは、レコードとカセットだけです。
CDはリリースされませんでした。
その上、1988年のリリースから再発されることがなかったので、ブートレッグ盤が出回っていたようです。
再発されるのは、2012年にHigh Roller Recordsがレコードをリリースしたのが最初です。
そして、CDがリリースされるのは、2013年になってからです。
Urubuz Recordsのブラジル盤とPacheco Recordsのアルゼンチン盤です。
両者は共に、Metal Blade Recordsからライセンスを受けた正式な再発盤です。
しかし、ブラジル盤はオリジナル盤通りですが、アルゼンチン盤は若干編集されており、オープニングの虫の鳴き声などがカットされていたりします。
それを考えると、ブラジル盤の方がお得な気がしますが、アルゼンチン盤はマスタリングが違うようなので、マニアの皆様は両方入手されたかもしれません。
いろいろ書きましたが、自分はフィジカルでは所有していません。
VIKINGというバンドを知ったのは、遅かったですが、気付いた時にはフィジカルでは存在していませんでした。
サンプルを聴いて、すぐに気に入ったので、フィジカルを探したのですが、なかなか見つからなかったので、我慢できずにデジタル配信されていた本作を購入しました。
オープニングの虫の鳴き声も収録されています。
しかし、それで満足している訳ではないです。
どうしてもフィジカルで欲しいです。
直近の再発では、2021年8月18日にDIW on METALから国内盤CDがリリースされました。
今はまだ在庫があるようなので、何とか入手できるようにしたいと思います。
ちなみに、国内盤はどのマスターを使用しているかは分かりません。
買ってみて、確かめるしかないです。
ちなみに、どの盤も収録曲は以下の通りです。
Warlord
Hellbound
Militia Of Death
Prelude / Scavenger
Valhalla
Burning From Within
Berserker
Killer Unleashed
Do Or Die
1曲目の「Warlord」のサンプルを貼っておきます。
自分の好きなタイプのスラッシュ・メタルです。
最初からドタバタと物凄いスピードで暴走しています。
DARK ANGELに近いサウンドです。
しかし、再発がなかなか実現しなかったので、埋もれてしまっているバンドかもしれませんが、そのようなスタイルのバンドをお探しならば、おすすめしたいと思います。
上にも書きましたが、2021年に国内盤CDで再発されました。
気になられた方は、チェックしてみてください。
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