にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第552回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドOVERKILLのThe Killing Kindです。

上はオリジナル盤のアルバム・ジャケットです。
下は再発盤のアルバム・ジャケットです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Bobby “Blitz” Ellsworth – Vocals
Joe Comeau – Guitars, Vocals
Sebastian Marino – Guitars
D.D. Verni – Bass, Vocals (Backing)
Tim Mallare – Drums
【Guest / Session】
Angelo Natalie – Keyboards (Track 9)
前作から二人のギタリストが入れ替わっています。
ギターのJoe Comeauは、OVERKILL脱退後、ANNIHILATORにヴォーカルとして加入します。
The Killing Kindは8枚目のアルバムで、1996年3月5日にCMC International Records からリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約50分です。
国内盤は、1996年4月19日にPony Canyonからリリースされました。
国内盤には、ボーナス曲として、BLACK SABBATHの「Cornucopia」が収録されています。
なので、全11曲収録で、収録時間は約55分になっています。
自分は輸入盤を所有しているので、BLACK SABBATHのカバー曲を聴くことはできません。
輸入盤の収録曲は以下の通りです。
Battle
God-Like
Certifiable
Burn You Down / To Ashes
Let Me Shut That For You
Bold Face Pagan Stomp
Feeding Frenzy
The Cleansing
The Mourning After / Private Bleeding
Cold, Hard Fact
1曲目の「Battle」のサンプルを貼っておきます。
OVERKILLは7枚目のアルバム紹介です。
6枚目のアルバムI Hear Blackは、スラッシュ・メタルの要素が希薄なので、紹介していません、
しかし、I Hear Blackもいずれ紹介するかも知れないです。
The Killing Kindの話をします。
出だしからテンポの良い疾走曲で始まるので、ダークで、ヘヴィな曲からスタートするのではないか、という心配は杞憂に終わりました。
ダークで、スローな曲やミドル・テンポの曲もありますが、疾走している曲もあり、収録時間の割には、退屈せずに聴き終えることができました。
1990年代中盤から後半にかけて、一部のバンドを除いて、スラッシュ・メタルから離れていたので、スラッシュ・メタルが下火の時期でも、このような作品をリリースされていたとは知りませんでした。
完全な後追いです。
そんな後追いの人間でも、この作品を聴いて、飽きませんでした。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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