にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第179回です。
今回紹介するのは、カナダのバンドSACRIFICEのTorment In Fireです。
上は2005年に再発された時のアルバム・ジャケットです。
下が1986年にリリースされた時のオリジナル・ジャケットです。
SACRIFICEは、VOIVOD、RAZORとANNIHILATORと並んで、カナダの著名なスラッシュ・メタル・バンドです。
今回で、これらのバンドをすべて紹介したことになりますが、リリースされているアルバムが数多くあります。
徐々にですが、それらのアルバムをにわか目線で紹介していければ、と思っています。
それでは、SACRIFICEのTorment In Fireを紹介していきます。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Rob Urbinati – Vocals (Lead), Guitars
Joe Rico – Guitars
Scott Watts – Bass, Vocals (Backing)
Gus Pynn – Drums
Torment In Fireは1枚目のアルバムで、1985年にDiabolic Forceからリリースされました。
このリリース年は、彼らの地元であるカナダでの発売年です。
1986年にはMetal Blade Recordsからアメリカで、Roadrunner Recordsからヨーロッパでリリースされました。
全12曲収録で、収録時間は約37分です。
リリース当初は、レコードとカセットのリリースでした。
CDは1991年にFringe Productから初めてリリースされました。
このFringe ProductからリリースされたCDは、激レア盤だそうです。
自分はこれらを所有していません。
なぜなら、後追いでSACRIFICEを知ったからです。
自分が持っているのは、2005年にブラジルのMarquee Recordsからリリースされた再発盤です。
この再発盤は、ボーナス曲数が多く、2枚組のCDとなっています。
2枚組で、全42曲収録で、収録時間は約136分です。
フルで聴くと、2時間超えです。
その再発盤の収録曲は以下の通りです。
【Disc 1】
[Torment In Fire]
The Awakening
Sacrifice
Turn In Your Grave
Homicidal Breath
Warrior Of Death
Infernal Visions
Burned At The Stake
Necronomicon
The Exorcism
Possession
Decapitation
Beyond Death
[The Exorcism Demo]
The Shining (Demo)
Sacrifice (Demo)
Turn In Your Grave (Demo)
Burned At The Stake (Demo)
The Exorcism (Demo)
Decapitation (Demo)
Warrior Of Death (Demo)
Beyond Death (Demo)
【Disc 2】
[Live In Toronto, Ontario, Canada, November 28, 1986]
Forward To Termination / Possession (Live)
Sacrifice (Live)
Homicidal Breath (Live)
Infernal Visions (Live)
Pyrokinesis (Live)
Burned At The Stake (Live)
Re-Animation (Live)
Decapitation (Live)
Afterlife (Live)
Necronomicon (Live)
[Live In Quebec, September 3, 1986]
Forward To Termination / Possession (Live)
Homicidal Breath (Live)
Sacrifice (Live)
Turn In Your Grave (Live)
Burned At The Stake (Live)
Pyrokinesis (Live)
Cyanide (Live)
Afterlife (Live)
Necronomicon (Live)
[Live In Quebec, September 6, 1986]
The Exorcism (Live)
Warrior Of Death (Live)
[Larry’s Hideaway, December 12, 1984]
Turn In Your Grave (Live)
曲数が多いので、Torment In Fireアルバムのサンプルを貼っておきます。
2005年に、Torment In Fire、2枚目のアルバムForward To Terminationと3枚目のアルバムSoldiers Of Misfortuneが、専門店の店頭でディスプレイされていたのを見たのですが、その時はSACRIFICEをまったく知らなかったので、無視してしまいました。
しばらくして、そのことを思い出して、SACRIFICEを調べてみると、カナダのスラッシュ・メタル・バンドということを知りました。
慌てて、上の3枚のアルバムを探しましたが、時が経っていたので、Soldiers Of Misfortuneのみしか購入できませんでした。
それからも、Torment In FireとForward To Terminationを探しました。
そして、しばらく探し続けて、ようやくTorment In Fireのブラジル盤を中古品で購入することができました。
ちなみに、Forward To Terminationはなかなか見つからなかったので、デジタル配信で購入してしまいましたが、2013年のMarquee Recordsの再プレス盤CDを入手しました。
話をTorment In Fireに戻します。
聴いてみると、極初期SLAYERからの影響が感じられるスラッシュ・メタルでした。
荒々しいサウンドを聴くことができます。
そのようなスタイルのスラッシュ・メタルをお探しならば、是非聴いてみてください。
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