にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第203回です。
今回紹介するのは、スイスのバンドCORONERのPunishment For Decadenceです。
このアルバムは、アルバム・ジャケットが2種類存在するようです。
自分が所有しているCDのアルバム・ジャケットは下になります。
もう1枚のアルバム・ジャケットは下になります。
どちらも正式にリリースされているので、両方とも公式なものだと思います。
直近の再発盤では、下のアルバム・ジャケットが使用されているので、上の方がイレギュラーなのかも知れません。
ちなみに、CORONERを紹介するのは2回目になります。
最初は1枚目のアルバムR.I.P.でした。
その記事はこちらです。
今回もにわか目線で紹介したいと思います。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Ron Royce – Vocals, Bass
Tommy T. Baron – Guitars
Marquis Marky – Drums
Punishment For Decadenceは2枚目のアルバムで、1988年8月1日にNoise Recordsからリリースされました。
レコードは、全9曲収録で、収録時間は約36分です。
CDとカセットは、The Jimi Hendrix Experienceのカバー曲「Purple Haze」がボーナス曲として収録されています。
なので、全10曲収録で、収録時間は約39分になっています。
国内盤も1990年6月21日にVictorからリリースされています。
3枚目のアルバムNo More Colorとのカップリング盤でした。
自分はオリジナル盤も国内盤も所有していません。
持っているのは、2001年9月3日にNoise records / Sanctuary Recordsから再発されたCDです。
収録曲は以下の通りです。
Intro
Absorbed
Masked Jackal
Arc-Lite
Skeleton On Your Shoulder
Sudden Fall
Shadow Of A Lost Dream
The New Breed
Voyage To Eternity
Purple Haze (The Jimi Hendrix Experience)
3曲目の「Masked Jackal」は、ミュージック・ビデオが作られました。
1980年代のテクニカル・スラッシュ・メタルの代表的なバンドのひとつです。
何度も書いていますが、自分はテクニカル・スラッシュ・メタルという分野が苦手でした。
なので、CORONERも名前を知っていながら、購入したのは、2000年代になってからです。
まず最初に手に入れたのが、このPunishment For Decadenceです。
購入したきっかけは、「Masked Jackal」のミュージック・ビデオを観たのと、2000年代になって復活したスラッシュ・メタルに対する思いでした。
1990年代は、スラッシュ・メタルが不毛の時代になり、モダン・ヘヴィネスが全盛になりました。
グランジも一時はやりました。
自分はそちらの方に流されてしまったので、スラッシュ・メタルを聴く機会を失っていました。
しかし、上にも書いた通り、2000年代になってスラッシュ・メタルが聴きたくなり、1980年代のバンドを探している時に、CORONERを購入しました。
CORONERを聴いて、リアル・タイムで買わなかったことを後悔しました。
内容は、テクニカルなスラッシュ・メタルですが、自分が思っていたほどの展開の複雑さはなく、すんなりと聴くことができました。
聴かず嫌いでした。
今では定期的に聴いています。
ちなみに、2021年に国内盤CDが再発されました。
CORONERも多くの方がお聴きになられていると思いますが、まだお聴きになられていない方は一度聴いてみてください。
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