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にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバム(213) – ARTILLERY – Fear Of Tomorrow

ARTILLERY
この記事は約5分で読めます。

にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第213回です

今回紹介するのは、デンマークのバンドARTILLERYFear Of Tomorrowです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。

【Original Line-Up】

Flemming Rönsdorf – Vocals

Michael Stützer – Guitars (Lead)

Jørgen Sandau – Guitars (Rhythm)

Morten Stützer – Bass

Carsten Nielsen – Drums

【Additional Line-Up】

Carsten Lohmann – Vocals (Tracks 11, 13-14 & 16)

Per Onink – Vocals (Track 15)

Fear Of Tomorrowは1枚目のアルバムで、1985年8月9日にNeat Records / Roadrunner Recordsからリリースされました。

全9曲収録で、収録時間は約42分です。

当初は、レコードとカセットのリリースでした。

初CDは、1998年にAxe Killer Recordsから再発されたものです。

自分はいずれも所有していません。

自分が持っているのは、2007年8月13日にMetal Mind ProductionsからリリースされたThrough The Yearsというボックス・セットです。

ボックス・セットのカバー・アートは以下の通りです。

このボックス・セットは、Fear Of Tomorrowアルバムはもちろん、2枚目のアルバムTerror Squad、3枚目のアルバムBy Inheritanceと4枚目のアルバムB.A.C.K.を収めたものでした。

その中の1枚として、Fear Of Tomorrowを持っています。

このアルバムには、1982年、1984年と1985年のデモ7曲がボーナス曲として収録されています。

なので、収録曲数は全16曲で、収録時間は約73分となっています。

収録曲は以下の通りです。

Time Has Come

The Almighty

Show Your Hate

King Their Name Is Slayer

Out Of The Sky

Into The Universe

The Eternal War

Fear Of Tomorrow

Deeds Of Darkness

Out Of The Sky (With Flemming Rønsdorf) (Demo) (Bonus Track)

Deeds Of Darkness (With Carsten Lohmann) (Demo) (Bonus Track)

Fear Of Tomorrow (With Flemming Rønsdorf) (Demo) (Bonus Track)

Hey Woman (With Carsten Lohmann) (Demo) (Bonus Track)

Time Has Come (With Carsten Lohmann) (Demo) (Bonus Track)

Mind Of No Return (With Per Onink) (Demo) (Bonus Track)

Bitch (With Carsten Lohmann) (Demo) (Bonus Track)

1曲目の「Time Has Come」のサンプルを貼っておきます。

ARTILLERYは初めての紹介となります。

紹介するのが遅かったかも知れません。

自分がARTILLERYを知ったのは、1990年にリリースされた3枚目のアルバムBy Inheritanceの雑誌でのアルバム・レビューだったと思います。

By Inheritanceの収録曲の中でも名曲とされる「Khomaniac」が国内盤から外されたことが書かれていました。

そのことが頭の片隅に残っていました。

しかし、購入する機会がありながら、そういう経緯もあり、購入には至りませんでした。

そして、しばらくその存在を忘れることになりました。

ARTILLERYを思い出したのは、1990年代後半になってからです。

上記のBy Inheritanceや今回紹介しているFear Of Tomorrowや2枚目のアルバムTerror Squadの評判を聞いて、アルバムを探し始めました。

リリースされてから約10年以上経っているので、アルバムを見つけるのは困難を極めましたが、まずは2000年に再発されたコンピレーション・アルバムDeadly Relicsを手に入れました。

しばらく時間が経って、2007年に上記のボックス・セットがリリースされることを知って、一気に4枚のアルバムを手に入れることができました。

肝心のFear Of Tomorrowの内容ですが、楽曲には疾走感があり、一本調子ではなく、抑揚もあります。

1985年の作品ということもあり、初期のスラッシュ・メタルを堪能することができます。

スラッシュ・メタルが好きな方は既にお聴きになられていると思いますが、まだお聴きになられていない方は一度聴いてみてください。

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