にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第322回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドVINDICATORのThe Antique Witcheriesです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Marshall Law – Vocals
Mikey B. Lial – Guitars (Lead)
Vic Stown – Guitars (Rhythm)
Kidd Chaos – Bass
Jesse Stown – Drums
The Antique Witcheriesは2枚目のアルバムで、2010年8月10日にHeavy Artillery Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約40分です。
今は亡きHeavy Artillery Recordsからのリリースです。
好きなレーベルだったので、なくなったのが悲しいです。
このアルバムの収録曲は以下の通りです。
Gates Of Inequity
Beneath The Guillotine
Communal Decay
Quarry Rats
Fearmonger
The Antique Witcheries
Dead In The Water
Sewn To The Flesh
Raze The Dead
Pit Of The Shoggoths
Strange Aeons
2曲目の「Beneath The Guillotine」のサンプルを貼っておきます。
VINDICATORは2回目の紹介です。
初回は、デビュー・アルバムThere Will Be Bloodのことを書きました。
今回は、2枚目のアルバムThe Antique Witcheriesの紹介です。
本作は、前作から約2年振りの作品です。
VINDICATORというバンドはいくつか存在しますが、今回、紹介しているバンドは、アメリカのオハイオ州出身です。
2005年結成なので、スラッシュ・メタル・リバイバル・ブームの中から出てきたバンドのひとつです。
今回の作品The Antique Witcheriesは、約1分のインスト曲から始まり、2曲目は疾走チューンがさく裂します。
それ以降も、勢いがある楽曲が続きます。
ピュアなスラッシュ・メタルです。
VINDICATORは、曲によっては、ヴォーカルのスタイルがMEGADETHのDave Mustaine風になるので、MEGADETHに似ているところもあります。
動機は不純ですが、MEGADETHに少し似ていることもあって、VINDICATORを聴き始めたのもあります。
VINDICATORは少しブランクがありましたが、現在も活動中です。
2021年にアルバムをリリースし、2023年にはシングルもリリースしています。
その存在は、あまり知られていないかも知れませんが、良質なスラッシュ・メタル・バンドだと思います。
興味を持たれたなら、一度聴いてみてください。
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