にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第366回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドANGEL DUSTのTo Dust You Will Decayです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
S.L. Coe – Vocals
Stefan K. Nauer – Guitars
Vinni Lynn – Guitars
Frank Banx – Bass
Dirk Assmuth – Drums
メンバー・チェンジで、ヴォーカルとギターの2人が新たに加入しました。
ヴォーカルのS.L. Coeは、ドイツのヘヴィ/パワー・メタル・バンドのSCANNERやREACTORでも歌っていました。
To Dust You Will Decayは2枚目のアルバムで、1988年6月にDisasterからリリースされました。
レコードは、全9曲収録で、収録時間は約38分です。
CDは、ボーナス曲が2曲収録されていて、全11曲収録で、収録時間は約47分になっています。
自分はオリジナル盤を所有していません。
自分が持っているのは、2016年1月19日にNo Remorse Recordsが再発したCDです。
この再発盤は、上記のオリジナル盤CDに収録されていたボーナス曲2曲と当時のリハーサル音源3曲の計5曲が追加収録されています。
なので、再発盤CDは、全14曲収録で、収録時間は約63分です。
収録曲は以下の通りです。
3rd Challenge
Mr. Inferno
Wings Of An Angel
Into The Dark Part (Chapter II)
The King
To Dust You Will Decay
Stranger
The Duell
Hold On
Flight To Russia (Bonus Track)
Dawn Of The End (Bonus Track)
Total Destruction (Rehearsal)
Creatures Of Hell (Rehearsal)
Crashdown (Rehearsal)
3曲目の「Wings Of An Angel」と6曲目のタイトル・トラック「To Dust You Will Decay」は、ミュージック・ビデオが作られました。
しかし、上記の2曲とも貼り付けができませんでした。
代わりに、6曲目のタイトル・トラック「To Dust You Will Decay」のサンプルを貼っておきます。
ANGEL DUSTは連続しての紹介です。
前回はデビュー・アルバムInto The Dark Pastのことを書きました。
今回はセカンド・アルバムTo Dust You Will Decayの紹介です。
スピード・メタル寄りのスラッシュ・メタルの音楽性は、前作に比べて減退して、スピードも落ち着いた感があります。
しかし、スピード・チューンも何曲かで健在です。
前作Into The Dark Pastと比較して、ヴォーカルの進歩が見られます。
専任ヴォーカルのS.L. Coeのお陰だと思います。
前回のInto The Dark Pastの紹介記事でも書きましたが、ANGEL DUSTは後追いで知りました。
リアル・タイムでは体験していません。
もったいないことをしていました。
素晴らしい作品を聴き逃していました。
しかし、2016年の再発盤を入手したことで、聴くことができました。
スラッシュ・メタル・ファンの方はお聴きになられていると思いますが、まだ、お聴きになられていない方は、一度聴いてみてください。
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