にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第364回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドREALMのSuicietyです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Mark Antoni – Vocals
Paul Laganowski – Guitars, Vocals (Backing)
Takis Kinis – Guitars
Steve Post – Bass, Vocals (Backing)
Mike Olson – Drums
【Guest / Session】
Victor de Lorenzo – Vocals (Additional), Effects
Jim Bartz – Effects
Suicietyは2枚目のアルバムで、1990年10月30日にRoadracer Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約46分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
2006年11月13日には、Metal Mind Productionsから2,000枚限定でCDが再発されましたが、それも持っていません。
Metal Mind Productions盤は、ボーナス曲として、1992年のデモに収録されていたKING CRIMSONのカバー曲「One More Red Nightmare」が収録されています。
あと、オリジナル盤では1曲だった1曲目の「Cain Rose Up (Scream Bloody Murder)」が2曲に分かれています。
なので、全12曲収録で、収録時間は約51分になっています。
自分が持っているのは、2020年10月にCD-Maximumが再発したロシア・ライセンス盤CDです。
CD-Maximum盤は、Metal Mind Productionsのライセンス盤なので、内容は同じです。
CD-Maximum盤の収録曲は以下の通りです。
Rise
Cain Rose Up (Scream Bloody Murder)
Fragile Earth
Energentic Discontent
Gateway
Final Solution
The Brainchild
La Flamme’s Theory
Dick
Knee Deep In Blood
Suiciety
One More Red Nightmare (King Crimson) (Bonus Track)
2曲目の「Cain Rose Up (Scream Bloody Murder)」のサンプルを貼っておきます。
REALMは2枚目のアルバム紹介です。
と言っても、現時点で2枚しかスタジオ・フル・アルバムをリリースしていないので、すべて紹介したことになります。
バンドは2019年に復活しているので、いつか3枚目のスタジオ・フル・アルバムをリリースしてくれるかも知れません。
それまで待ちたいと思います。
Suicietyの話をします。
完全な後追いです。
リアル・タイムでは知りませんでした。
ファースト・アルバムEndless Warの時にも書きましたが、2006年のMetal Mind Productionsの再発で存在を知りました。
しかし、聴くのを苦手としていたテクニカルなスラッシュ・メタルだったので、2006年当時はスルーしてしまいました。
このことは後で後悔することになります。
REALMを聴きたいと思ったきっかけは、ファースト・アルバムEndless Warの1曲目のタイトル・トラック「Endless War」を聴いたからです。
その疾走曲を聴いて、すぐに気に入りました。
しかし、REALMの作品は探しても、なかなか見つかりませんでした。
それでも、待っていれば、見つかるものですね。
専門店で、偶然売られているのを見つけました。
本作SuicietyとEndless Warをまとめて買いました。
手に入れてから、すぐに聴きました。
内容は、ハイ・トーンのヴォーカルが歌うテクニカルなスラッシュ・メタルでした。
展開もありましたが、疾走曲もあり、自分が思っていたほど複雑ではありませんでした。
Endless Warも良かったですが、Suicietyも期待を裏切らないものでした。
もっと早く聴いておくべきでした。
スラッシュ・メタルが好きな方はすでにお聴きになられていると思いますが、まだ、お聴きになられたことがない方は、一度聴いてみてください。
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