にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第367回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドEXUMERのRising From The Seaです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Paul Arakari – Bass, Vocals
Bernie – Guitars
Ray Mensh – Guitars
Syke Bornetto – Drums
ヴォーカル兼ベースのPaul Arakariが新たに加入しています。
メンバー・チェンジしてのアルバム制作です。
Rising From The Seaは2枚目のアルバムで、1987年7月21日にDisasterからリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約36分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2001年にMaximum Metal / High Vaultage Recordsが再発したCDです。
この再発盤には、1989年4月にリリースされたデモWhips & Chainsの3曲がボーナス曲として収録されています。
なので、再発盤は、全12曲収録で、収録時間は約54分になっています。
再発盤の収録曲は以下の通りです。
Intro
Winds Of Death
Rising From The Sea
Decimation
The First Supper
Unearthed
Shadows Of The Past
Are You Deaf?
I Dare You
Ascension Day
Whips & Chains (Demo)
Lil Ol’ Me (Demo)
Time Out (Demo)
3曲目のタイトル・トラック「Rising From The Sea」のサンプルを貼っておきます。
EXUMERは2回目の紹介です。
前回は、ファースト・アルバムPossessed By Fireのことを書きました。
今回は、セカンド・アルバムRising From The Seaを紹介しています。
EXUMERは後追いです。
2000年頃、自分のスラッシュ・メタル熱が復活した時に知ったバンドなので、リアル・タイムでは体験していません。
ちょうど、その時くらいに、CDの再発があったので、簡単に入手できたバンドです。
聴いた感想は、ファースト・アルバムPossessed By Fireにあった勢いは落ち着き、少しテクニカルになり、展開も凝った作品になった印象があります。
じっくり聴くことができるスラッシュ・メタル・アルバムです。
自分が所有しているCDのボーナス曲として収録されているデモWhips & Chainsですが、まったく別のバンドの作品のように、劇的に音楽性が変化しています。
ドイツのスラッシュ・メタル・バンドでもベテランになってきたEXUMERなので、すでにお聴きになられた方も多いと思います。
まだ、お聴きになられていない方は、一度聴いてみてください。
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