にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第475回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドHAVOKのUnnatural Selectionです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
David Sanchez – Vocals (Lead), Guitars (Rhythm)
Reece Scruggs – Guitars (Lead), Vocals (Backing)
Mike Leon – Bass
Pete Webber – Drums
前作からベースが交代しました。
Unnatural Selectionは3枚目のアルバムで、2013年6月25日にCandlelight Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約48分です。
収録曲は以下の通りです。
I Am The State
Give Me Liberty… Or Give Me Death
It Is True
Under The Gun
Waste Of Life
Living Nightmare
Chasing The Edge
Worse Than War
Children Of The Grave (Black Sabbath)
Unnatural Selection
9曲目はBLACK SABBATHのカバー曲「Children Of The Grave」です。
7曲目の「Chasing The Edge」と8曲目の「Worse Than War」は、ミュージック・ビデオが作られました。
HAVOKは3枚目のアルバム紹介です。
前回は、デビュー・アルバムBurnの紹介でした。
HAVOKは、2004年に結成されました。
アメリカのコロラド州デンバーの出身です。
2000年代に起こったスラッシュ・メタル・リバイバル・ブームの中から出てきたバンドです。
今作Unnatural Selectionは、過去2作と比べて、ピュアなスラッシュ・メタルからは少し離れています。
1曲目は疾走感があり、スラッシュ・メタルしていますが、2曲目以降、段々と楽曲がヘヴィになり、ミドル・テンポの曲が増えていきます。
BLACK SABBATHのカバー曲を収録していることからも、今作はヘヴィさに重点が置いたのでしょう。
それでも、決して、失望するのではなく、Unnatural Selectionは新たな挑戦と考えます。
スラッシュ・メタル的な疾走感は、曲によっては失われていないので、少し安心しました。
ピュアで、ストレートなスラッシュ・メタルを求めている方には、少々不満がある内容かもしれません。
しかし、自分はこの作品を受け入れることができました。
この記事を読んで、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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