にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第483回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドWRATHCHILD AMERICAの3-Dです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Brad Divens – Vocals, Bass
Terry Carter – Guitars, Tenor Banjo, Vocals
Jay Abbene – Guitars, Mandolin, Vocals
Shannon Larkin – Drums, Vocals
【Guest / Session】
Lonnie Park – Piano (Track 12)
前作からメンバー・チェンジはありません。
3-Dは2枚目のアルバムで、1991年1月28日にAtlantic Recordsからリリースされました。
全12曲収録で、収録時間は約59分です。
国内盤は、1991年3月25日にMMGからリリースされました。
自分が持っているのは、国内盤の中古品です。
収録内容は、輸入盤も国内盤も同じです。
収録曲は以下の通りです。
3-D Man
Spy
Gentleman Death
Forever Alone
Draintime
Surrounded By Idiots
Desert Grins
What’s Your Pleasure
Prego
Another Nameless Face
Parallel
I Ain’t Drunk, I’m Just Drinkin’ (Albert Collins) (Bonus Track)
12曲目は、CDのみのボーナス曲で、アメリカのブルース・ギタリスト兼シンガーAlbert Collinsのカバー曲です。
2曲目の「Spy」と6曲目の「Surrounded By Idiots」は、ミュージック・ビデオが作られましたが、YouTubeで見つけることができませんでした。
代わりに、1曲目の「3-D Man」のサンプルを貼っておきます。
WRATHCHILD AMERICAは2枚目のアルバム紹介です。
前回は、ファースト・アルバムClimbin’ The Wallsのことを書きました。
しかし、WRATHCHILD AMERICAのアルバムで最初に手に入れたのは、この作品です。
出会いは偶然でした。
購入したのは、発売されてから約15年は経っていたと思います。
なので、2005年前後に入手したはずです。
当時は、大きなテナント・ビルなどには必ずCDショップが入っていたので、そこでCDを探すのが習慣になっていました。
この作品を購入した店舗では、中古品はジャンル別に分けられることなく、陳列されていました。
そこでCDを漁っていて見つけたのが、今回紹介している3-Dです。
個人的なことはあまり触れなくて良いですね。
肝心の内容ですが、前作は疾走曲、緩急の展開のあるミドル・テンポの曲やスローな曲などいろいろなタイプの楽曲が収録されていました。
今作もいろいろなタイプの楽曲をやってくれていますが、更に複雑な展開の曲が増えた気がします。
その分、疾走感は薄れていますが、飛び跳ねるような軽快な感覚の曲を聴くことができます。
また、ファンクの要素が少し感じられます。
3-Dは、シンプルなスラッシュ・メタル・アルバムではないです。
もし、この記事を読んでいただいて、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
コメント