にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第202回です。
今回紹介するのは、カナダのバンドANNIHILATORのSet The World On Fireです。
カナダの著名なバンドANNIHILATORは、2回目の紹介です。
初めて紹介したのは、1枚目のアルバムAlice In Hellでした。
その記事はこちらです。
ANNIHILATORは、著名なバンドなので、紹介されつくされていますが、今回も自分の体験談も交えて紹介していきたいと思います。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Jeff Waters – Guitars (Lead), Bass, Vocals (Backing) (Track 10)
Aaron Randall – Vocals (Lead)
Neil Goldberg – Guitars (Rhythm)
Mike Mangini – Drums
【Guest / Session】
David Steele – Vocals (Backing) (Track 5)
John Webster – Keyboards (Track 5)
Ray Hartmann – Drums (Tracks 4, 7)
Norm Gordon – Vocals (Backing) (Track 10)
Mark Lafrance – Vocals (Backing) (Track 5)
Rick Fedyk – Drums (Track 5)
2枚目のアルバムNever, NeverlandからリーダーのJeff Waters以外のメンバーが一新されています。
また、大半の曲でドラムを務めているMike Manginiは、現在DREAM THEATERに在籍しています。
Set The World On Fireは3枚目のアルバムで、1993年8月24日にRoadrunner Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約39分です。
国内盤は、先行発売されたようで、1993年4月26日にFar East Metal Syndicateからリリースされています。
なお、国内盤には、JUDAS PRIESTのカバー曲「Hell Bent For Leather」がボーナス・トラックとして収録されています。
なので、全11曲収録で、収録時間は約42分となっています。
自分は国内盤を所有しています。
理由は、単純に海外より先にリリースされたからです。
国内盤の収録曲は以下の通りです。
Set The World On Fire
No Zone
Bats In The Belfry
Snake In The Grass
Phoenix Rising
Knight Jumps Queen
Sounds Good To Me
The Edge
Don’t Bother Me
Brain Dance
Hell Bent For Leather (Judas Priest)
1曲目の「Set The World On Fire」は、ミュージック・ビデオが作られました。
過去のANNIHILATOR関連の記事で書かせてもらいましたが、このSet The World On Fireが初めて購入したANNIHILATORのアルバムです。
1枚目のAlice In Hellはヴォーカルの声質が苦手だったのと、2枚目のアルバムNever, Neverlandはヴォーカルが代わったにもかかわらず、何故か手が伸びませんでした。
テクニカル・スラッシュ・メタルというレッテルも苦手意識を高めていました。
Alice In HellとNever, Neverlandをリアル・タイムで購入し損ねたことは、後で後悔することになりました。
話を戻して、何故Set The World On Fireを初めて購入したのか。
1曲目の「Set The World On Fire」の曲のヘヴィさと、5曲目の「Phoenix Rising」と7曲目の「Sounds Good To Me」の曲の美しさを気に入ったからだと記憶しています。
特に、「Set The World On Fire」は先行発売されたシングル盤を購入するほど気に入っていました。
ちなみに、このアルバムは速い曲が少ないです。
曲も5分を超えるものはなく、コンパクトにまとまっています。
それを考えると、Alice In HellとNever, Neverlandより聴きやすいアルバムになっています。
今でもこのアルバムを定期的に聴いています。
好きな作品のひとつです。
ANNIHILATORは著名な存在なので、すでにお聴きになられている方は多いと思いますが、まだお聴きになられていない方は、一度聴いてみてください。
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