にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第554回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドIMPACTのTake The Painです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Nathan Kane – Guitars (Lead And Rhythm), Vocals (Lead)
Darren Abad – Guitars (Lead And Rhythm)
Dean Kendziera – Bass
Glen Schroeder – Drums, Vocals (Backing)
【Guest / Session】
Charlie Gesell – Bass
Dan Sincere – Bass
Brent Lubner – Bass
Brian Schafer – Bass
ベースがなかなか固定されなかったようですね。
Take The Painは1枚目、且つ唯一のアルバムで、1991年にAvanzada Metálicaからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約49分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2011年4月20日にStormspell Recordsが再発したCDです。
この再発盤には、ボーナス曲として、ライブが5曲収録されています。
なので、全16曲収録で、収録時間は約70分です。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
In The Flesh
Take The Pain
Kill On Command
When The Evil Takes Its Course
Its The End Of The World
To Your Death
Legacy Of Violence
Knowledge Is King
POW
Plague Of Death
Erosion Of Will
Live Or Die (Live) (Bonus Track)
Demonica (Live) (Bonus Track)
Murder Rape Violence (Live) (Bonus Track)
When The Evil Takes Its Course (Live) (Bonus Track)
Skill Of The Kill (Live) (Bonus Track)
2曲目のタイトル・トラック「Take The Pain」のサンプルを貼っておきます。
IMPACTは初めての紹介です。
アメリカのウィスコンシン州ミルウォーキー出身です。
結成は1987年です。
1993年まで活動していました。
1989年にデモであるErrosion Of Willを制作しています。
そして、1991年にTake The Painをリリースしました。
音楽性は、ピュアで、ファストなスラッシュ・メタルです。
最初から疾走感のある曲が続きます。
勢いも感じることができます。
展開のある曲もあり、単調な楽曲が続くことはありません。
再発盤ということもあり、ボーナス曲も含めて、約70分の収録ですが、飽きることはありませんでした。
マイナーな部類に入るスラッシュ・メタルかも知れませんが、MORBID SAINTの1枚目のアルバムSpectrum Of DeathやCYCLONEの2枚目のアルバムInferior To NoneをリリースしているメキシコのレーベルAvanzada Metálicaの作品群の中の1枚です。
侮れません。
再発盤でも約14年前にリリースされたものです。
今では入手困難かも知れません。
しかし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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